2025年度当初予算
15.5億円
2024年度執行: 15.9億円
事業の目的
がん対策基本法及びがん対策推進基本計画に基づき、がんの早期発見・早期治療を促し、がんの死亡者を減少させるためにがん検診の受診率を向上させるなど、がん対策推進基本計画に掲げる各種目標を達成することを目的とする。
現状・課題
がん検診は、市町村などで実施されており、例えば令和4年度に肺がん検診の受診率が53.2%であるが、第4期がん対策推進基本計画においては胃・肺・大腸・子宮頸部・乳の5つのがん検診受診率について60%以上を目指している。/ また、科学的根拠に基づくがん検診の推進のため、平成28年度度から胃内視鏡検査による胃がん検診が導入され、2年に1回の検診間隔でよいと改正されたが、がん検診の受診率は、胃がん検診を含め指針に定めるいずれの検診においても増加傾向であるものの、令和元年時点で、第3期基本計画における目標の50%を達成できたのは、男性の肺がん検診のみであり、受診率向上のための取組が引き続き必要である。/ また、がんの早期発見・早期治療につなげ、がんの死亡率を減少させるためには、がん検診における精度管理も必要不可欠であり、胃内視鏡検査を実施する場合には、偶発症対策を含めた検診体制の整備が必要であることから、胃内視鏡検査に係る医師に対する研修を実施する。
事業の概要
以下の事業等を行う(①~③,⑥の一部の事業について補助金を交付、④~⑤,⑦,⑥の一部の事業について直接実施。)/①新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業 子宮頸がん、乳がん、胃がん、肺がん及び大腸がん検診について、がん種毎の対象年齢者に個別の受診勧奨・再勧奨等を実施するとともに、子宮頸がん検診及び乳がん検診の初年度対象者に対するクーポン券等の送付、要精密検査と判断された者に対する受診再勧奨を実施する。/②がん検診従事者研修事業 胃がん検診に必要な胃内視鏡検査を実施する医師に対して、実施する場合の留意点や偶発症対策にかかる研修を行う。/③子宮頸がん検診におけるHPV検査単独法導入に伴う健康管理システムの改修(令和7年度より開始) 市区町村の健康管理システムについて、HPV検査単独法の受診歴をマイナンバーにより情報連携可能とするための改修を行う。/④がん対策推進企業等連携事業 企業等におけるがん検診受診率向上等のがん対策の推進に資するため、自発的ながん検診受診率向上活動等のがん対策推進のサポートを行うとともに、普及啓発ツールの作成、活動状況やがん対策に資する情報についての情報発信、がん検診受診率向上等を図るイベントの企画・運営、がん対策に関する説明会や普及啓発等を行う。/⑤HPV検査単独法導入に向けた精度管理支援事業(令和6年度より開始)HPV検査単独法は、検査結果によって次回の検査時期や検査内容が異なるなど、アルゴリズムが複雑であることから、子宮頸がん検診を行う市区町村等がHPV検査単独法を導入し、円滑に運用できるよう支援するため、研修等を行う。/⑥重喫煙者に対する低線量CTによる肺がん検診実証事業 令和7年4月に肺がん検診に係る国立がん研究センターのガイドラインが更新され、重喫煙者に対する低線量CTによる肺がん検診の実施が推奨されたことを踏まえ、検診の円滑な導入を目的として、一部の自治体において試行的に検診を実施する。/⑦がん検診推進事業 がん検診の精密検査受診率向上を目標とした、がんの普及啓発に関する事業等を実施する。
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 15.5億円 | - |
| 2024年度 | 15.5億円 | 15.9億円 |
| 2023年度 | 15.6億円 | 15.4億円 |
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
費目データのあるノード(●印)をクリックすると内訳を確認できます
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
行政事業レビュー推進チームの所見
がん対策基本法及びがん対策推進基本計画に基づく自治体が行うがん対策を支援するために必要な事業であり、引き続き、必要な予算額を確保し、適正な執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
国民が利用しやすい検診体制の構築により、がん検診の受診率を向上させ、がんの早期発見・早期治療を促すことで、効果的かつ持続可能ながん対策を進め、がんの年齢調整死亡率(75歳未満)を着実に減少させている。 令和6年度は一部繰越があり、繰越分を差し引くと高い執行率を維持しており活動実績についても適切であった。
改善の方向性
事業完了後提出される事業実績報告書等で、執行実態把握に努めつつ、引き続きより効果的な執行を図るとともに、引き続き、自治体が行うがん検診を支援していく。
外部有識者による点検
今後の事業実施に際しては、引き続き適正な業務執行を行うこと。(中益 陽子)
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き、必要な予算額を確保し、適正な執行に努めてまいりたい。
検診受診率の向上(胃がん・男)
測定指標:検診受診率(胃がん・男)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 48.0 | 47.5 |
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
横浜市
新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 通信運搬費 | 8,700万円 |
| 委託費 | 1,600万円 |
| 検診費 | 110万円 |
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。
| 2022年度 | 16.3億円 | 15.4億円 |
| 2021年度 | 16.7億円 | 15.1億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
市区町村
新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業
横浜市
川崎市
さいたま市
世田谷区
江東区
名古屋市
大阪市
広島市
千葉市
足立区
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
カワセコンピュータサプライ株式会社ほか
1,610万円新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業関係業務
カワセコンピュータサプライ株式会社
株式会社TLP
株式会社ウィンウィン
6,140万円がん対策推進企業等業務連携推進業務
株式会社ウィンウィン
株式会社プロセスユニーク
1,030万円HPV検査単独法導入に向けた精度管理支援事業
株式会社プロセスユニーク
都道府県
500万円がん検診従事者研修事業
東京都
京都府
福岡県
広島県
兵庫県
千葉県
群馬県
和歌山県
山口県
高知県
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
株式会社シャフト
110万円検診従事者研修業務
株式会社シャフト
| 2025年度 | 47.5 | - | - |
検診受診率の向上(肺がん・男)
測定指標:検診受診率(肺がん・男)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 53.4 | 53.2 | 99.62547 |
| 2025年度 | 53.2 | - | - |
検診受診率の向上(大腸がん・男)
測定指標:検診受診率(大腸がん・男)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 47.8 | 49.1 | 102.71967 |
| 2025年度 | 49.1 | - | - |
検診受診率の向上(胃がん・女)
測定指標:検診受診率(胃がん・女)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 37.1 | 36.5 | 98.38275 |
| 2025年度 | 36.5 | - | - |
検診受診率の向上(肺がん・女)
測定指標:検診受診率(肺がん・女)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 45.6 | 46.4 | 101.75439 |
| 2025年度 | 46.4 | - | - |
検診受診率の向上(大腸がん・女)
測定指標:検診受診率(大腸がん・女)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 40.9 | 42.8 | 104.64548 |
| 2025年度 | 42.8 | - | - |
検診受診率の向上(乳がん・女)
測定指標:検診受診率(乳がん・女)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 47.4 | 47.4 | 100.0 |
| 2025年度 | 47.4 | - | - |
検診受診率の向上(子宮頸がん・女)
測定指標:検診受診率(子宮頸がん・女)※3年ごとに集計[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 43.7 | 43.6 | 99.77117 |
| 2025年度 | 43.6 | - | - |
がんの年齢死亡率(75歳未満)を前年度以下へ減少
測定指標:がんの年齢調整死亡率{[観察集団の各年齢(年齢階級)の死亡率]×[基準人口集団のその年齢(年齢階級)の人口]}の各年齢(年齢階級)の総和 / 基準人口集団の総人口※2024年度は集計中[単位: %]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 67.4 | 67.4 | 100.0 |
| 2023年度 | 67.4 | 65.7 | 97.47774 |
| 2024年度 | 65.7 | - | - |
| 2025年度 | 65.7 | - | - |
| 2026年度 | 66.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
がん検診の受診率を向上させる
測定指標:事業を実施した都道府県数、市区町村数、法人数[単位: 箇所]
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1297.0 | 1304.0 | 100.53971 |
| 2022年度 | 1304.0 | 1294.0 | 99.23313 |
| 2023年度 | 1294.0 | 1309.0 | 101.1592 |
| 2024年度 | 1309.0 | 1306.0 | 99.77082 |
| 2025年度 | 1306.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
株式会社ウィンウィン
がん対策推進企業等業務連携推進業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 5,660万円 |
| その他 | 480万円 |
カワセコンピュータサプライ株式会社
個別勧奨通知等の印刷及び封入封緘業務委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 1,400万円 |
株式会社プロセスユニーク
HPV検査単独法導入に向けた精度管理支援事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 590万円 |
| その他 | 440万円 |
東京都
がん検診従事者研修事業の実施
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 110万円 |
株式会社シャフト
検診従事者研修業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 110万円 |