2025年度当初予算
8.7億円
2024年度執行: 29.2億円
事業の目的・概要
事業の目的
国民健康保険は、平成30年度から、都道府県と市町村が共同で運営する仕組みとなった(平成27年国保法等改正)。これに伴い、都道府県と市町村が、被保険者の資格管理や財政運営の事務について、連携して効率的に実施できるよう、国と連携して国民健康保険中央会において、国保保険者標準事務処理システム(市町村事務処理標準システム、国保情報集約システム、国保事業費納付金等算定標準システム)を整備し、都道府県及び市町村に提供している。都道府県・市町村では、標準システムの導入により、制度改正に伴う自治体単位でのシステム改修の対応が不要になるほか(国保中央会で標準システムを一括で改修)、事務処理そのものの標準化によって、システムの運用コストの縮減、自治体の事務負担の軽減など、国保制度の効率的な運営につながる。
現状・課題
市町村は、地方公共団体情報システム標準化法に基づき、令和7年度末までに、標準化基準に適合する標準準拠システムの利用の義務付けとガバメントクラウドの利用が努力義務とされている。国保業務は市町村の基幹業務の一つであり、厚生労働省では、デジタル庁と連携して、市町村事務処理標準システムについて、標準化法に基づく標準化基準に適合するよう、令和4年度に自治体関係者の意見を聞きながら仕様の見直しを行うとともに、令和5年度から順次改修を行うこととしている(令和4年度にガバメントクラウドに実装)。令和3年度末時点では、同システムを導入しているのは419市町村となっており、さらなる国保制度の効率的な運営に向け、導入市町村数の増やす必要があることから、各市町村に対し、令和5年度から7年度末までの移行支援期間の間に、事務処理の標準化と併せて、ガバメントクラウドに実装した市町村事務処理標準システムの導入を働きかけ、国保の事務処理の標準化を進めている。
事業の概要
国保保険者標準事務処理システムの機能改善と運用保守費、市町村事務処理標準システムの導入に要する経費等を補助する。/【システムの内容】/①市町村事務処理標準システム:市町村における被保険者の資格管理、保険料賦課、徴収・収納、給付業務に関する業務処理を行う/②国保情報集約システム:市町村が保有する資格情報を都道府県単位で集約し、番号制度の中間サーバーへの連携等を行う/③国保事業費納付金等算定標準システム:都道府県による市町村ごとの国保事業費納付金の額の決定や標準保険料率の算定業務を行う
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 8.7億円 | - |
| 2024年度 | 8.7億円 | 29.2億円 |
| 2023年度 | 10.3億円 | 36.1億円 |
| 2022年度 | 21.4億円 | 27.4億円 |
| 2021年度 | 31.6億円 | 27.9億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国民健康保険中央会
29.2億円
システムの開発、運用・管理等の実施主体
公益社団法人国民健康保険中央会
配分先ブロック B株式会社日立システムズほか
27.5億円
システムの開発、運用・管理等作業の委託先
株式会社日立システムズ
株式会社日立製作所
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
株式会社ウェイライズコーポレーション
グラビス・アーキテクツ株式会社
株式会社両備システムズ
富士通株式会社
東日本電信電話株式会社
東京センチュリー株式会社
日本マイクロソフト株式会社
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)8,790万円
CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
システム改修等の委託業務については、随意契約が多いため、競争性の確保を図るように努めること。また、引き続き、コスト削減を図りつつ、適切な予算額の確保・執行に努めること。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、平成30年度の改正後の国民健康保険制度において、都道府県と市町村が、被保険者の資格管理や財政運営の事務について、連携して効率的に実施できるよう、国と連携して国民健康保険中央会において、標準システムを整備し、都道府県及び市町村に提供しているものであり、都道府県及び市町村で実施する国保事務に支障がないよう適切な予算の確保及び執行が行われている。
改善の方向性
都道府県・市町村では、標準システムの導入により、制度改正に伴う自治体単位でのシステム改修の対応が不要になるほか(国保中央会で標準システムを一括で改修)、事務処理そのものの標準化によって、システムの運用コストの縮減、自治体の事務負担の軽減など、国保制度の効率的な運営につながることから、来年度以降も必要な予算を確保し、着実・効率的な執行を実施する。
所見を踏まえた改善点・反映状況
自治体のシステム運用コストの縮減及び事務負担の軽減など、国保制度の効率的な運営に資する事業であるため、引き続き、必要な予算額を確保し、適正な執行に努める。また、システム改修等の委託業務については、一部一者応札となっている事業もあることから、競争性の確保を図るように努める。
成果指標・目標値・実績値
ガバメントクラウドに実装された市町村事務処理標準システムの導入
測定指標:市町村事務処理標準システムの導入市町村数[単位: 団体]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 601.0 | 555.0 | 92.34609 |
| 2023年度 | 625.0 | 582.0 | 93.12 |
| 2024年度 | 629.0 | 615.0 | 97.77424 |
| 2025年度 | 750.0 | - | - |
| 2026年度 | 1716.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
市町村事務処理標準システムの導入に係る支援
測定指標:ヘルプデスクにおける照会対応件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 6024.0 | 5115.0 | 84.91036 |
| 2022年度 | 6132.0 | 5515.0 | 89.93803 |
| 2023年度 | 4860.0 | 5220.0 | 107.40741 |
| 2024年度 | 6157.0 | 4019.0 | 65.2753 |
| 2025年度 | 2773.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
公益社団法人国民健康保険中央会
国保標準事務処理システムの開発及び業務支援等
29.2億円2費目 ▾
公益社団法人国民健康保険中央会
国保標準事務処理システムの開発及び業務支援等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 28.6億円 |
| 人件費 | 6,160万円 |
株式会社日立システムズ
システム改修等
18.5億円1費目 ▾
株式会社日立システムズ
システム改修等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 18.5億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。