量子コンピュータの産業化に向けた環境整備事業
2025年度当初予算
10.0億円
2024年度執行: -
事業の目的・概要
事業の目的
量子コンピュータは従来技術では不可能な計算問題を解決でき、産業革命を起こし得るものである。世界各国で政府が量子コンピュータに関する大型投資を進めていることに加え、誤り訂正技術の向上等の画期的な発表やスタートアップの創業が相次ぐなど、産業化に向けた動きが加速している。産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(以下、「G-QuAT」)の更なる充実により、量子コンピュータシステムの開発、部素材開発および標準化・人材育成などの取組を加速する。これらにより、世界に先駆けて量子コンピュータの産業化を実現するとともに、「量子未来社会ビジョン」に掲げるとおり、令和12年(2030年)に「国内の量子技術利用者1,000万人」、「量子技術による生産額50兆円規模」、「ユニコーンベンチャー企業を創出」を実現することを目的とする。
現状・課題
・量子技術は社会課題解決に資する先端技術の代表格であり、国際的に開発競争が激化する中、経済安全保障や自律性の観点からも我が国が保有すべき重要技術である。/・量子コンピュータは世界中で方式を問わず日進月歩で競争が進む、まさに黎明期かつ群雄割拠である。その中で、国際標準化委員会の設置など、量子コンピュータの産業化に向けた国際的取組も進むなど、サイエンスから産業に軸足が移りつつある。/・このような状況下で、令和6年の「量子産業の創出・発展に向けた推進方策」では、G-QuATが強化すべき役割として、大規模GPUコンピュータと量子コンピュータとのハイブリッド計算環境、様々な方式の大規模量子コンピュータの実現を目指した量子ビット回路、部素材等の高度化開発・試作・評価環境の整備と強化及び海外機関や民間含めた利用しやすい体制の構築や、サプライヤ等の支援や国際標準化のけん引を行うこと、世界に類のない研究開発環境の整備・構築等を推進とグローバルビジネスエコシステムの構築を目指していくことなどが明記されており、量子コンピュータの産業化に向けてこれらの取組を進める必要がある。/・現在整備を進めているG-QuATの施設・設備等に関して、多くの利用希望が国内外問わず現時点で接倒しており、既に不足している状況であるなど、開発の加速化に向けて拡充を進めていくことが必要である。
事業の概要
本事業では、量子コンピュータの産業化に向けて、量子コンピュータの開発・利用・連携等に関する研究施設や評価設備、計算資源の拡充などを通じて、G-QuATを世界最高水準のグローバル・ハブとすることを目指す。そのために、G-QuATの施設や計算・評価設備等の拡充を実施する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 10.0億円 | - |
| 2024年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国立研究開発法人産業技術総合研究所
265.8億円
量子コンピュータの産業化に向けた環境整備事業の運用・管理等をを総合的に実施
国立研究開発法人産業技術総合研究所
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
公開プロセスでの指摘を踏まえ所要の対応を行うこと。
事業所管部局による点検・改善
短期・長期アウトカムの実現に向け、G-QuATの機能強化に取り組んでいる。
改善の方向性
短期・長期アウトカムの実現に向け、引き続き取り組んでいく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
外部有識者の指摘について、・海外諸国が2030年頃に量子コンピュータの実用化・産業化を実現する野心的な目標を示している中で、我が国としても2030年を一旦の目標時期として設定しているため、当面は2030年に向けて本事業に取り組むが、2030年以降も技術動向の進展も見極めながら必要な取組を進めていく。また、スピード感のある開発や実用化の達成が重要という点について、引き続き本事業の執行も含めて、速やかに対応していく。・今後も継続的に日本の強みの分析を行いつつ、各国との政策競争の状況も踏まえた上で、適切な成果指標の在り方を検討するとともに必要に応じて見直しを行う。・量子コンピュータそのものやスーパーコンピュータなど高額な設備については各事業者で揃えるのは困難であるため、まずは産総研に一括して整備をしてテストベットとして広く事業者に開放する方針である。一方で、地方との連携や展開については、①P5Gで全国のアカデミア・SU・企業を採択、②G-QuATにおいて、国内外の企業、大学、研究機関との連携機会を提供、③整備後のG-QuATの施設・設備等のユーザー利用 などに取り組み、整備した産総研とそれぞれの強みを有する全国の機関・企業との連携を進めていく。
成果指標・目標値・実績値
G-QuATの施設や計算・評価設備の完了。
測定指標:活動目標を完了した件数[単位: 件]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 1.0 | - | - |
G-QuATをハブにした国内外の研究機関・企業等との具体的な連携プロジェクトを組成。
測定指標:G-QuATをハブにした国内外の研究機関・企業等との具体的な連携プロジェクト数[単位: 件]
年度別データを表示(2028〜2028年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2028年度 | 30.0 | - | - |
技術開発成果の上市等
測定指標:開発した技術の事業化等を達成した課題数(累計)[単位: 件]
年度別データを表示(2030〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2030年度 | 50.0 | - | - |
G-QuATの施設や計算・評価設備等の拡充を支援。
測定指標:当該年度におけるG-QuATの施設や計算・評価設備の拡充[単位: 件]
年度別データを表示(2027〜2027年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2027年度 | 1.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
(支出先不明)
-1費目 ▾
(支出先不明)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| - | - |
この事業についての議論
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本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。