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食料安定供給関係費現状通り事業ID: 19956

漁業・養殖業復興支援事業

復興庁開始: 2011年度

2025年度当初予算

44.0億円

2024年度執行: 199.2億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

震災で悪影響を受けた漁業者や養殖業者の生産活動の再開に向けて、安定的な水産物生産体制の構築に資する計画を策定し、復興に向けて大きく前進していく必要がある。このような状況を踏まえ、経営の早期再開及び生産体制の自立を図るとともに、収益性の高い操業・生産体制への転換等を推進し、より厳しい経営環境の下でも漁業や養殖業を継続できる経営体の効率的かつ効果的な育成を図るものである。

現状・課題

令和3年度のALPS処理水の処分に関する基本方針を受け、令和4年度に長期的不漁に対する取組を対象に加え、対象県を青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉とし令和5年度より収益性10%向上を目指す取組、養殖への転換、従業員や漁家子弟の独立支援を対象に追加した。現在、福島県沿岸地域において水揚量回復を目指した取組が進められているほか、福島県、岩手県及び宮城県において新たな復興計画が策定され、入会を中心とした水揚量回復や漁獲物の価格向上を目指す取組等が進められている。一方で、岩手・宮城・福島各県の主要な魚市場の水揚量は被災前年の54%(令和6年速報値)となっており、引き続き本事業による支援が必要である。特に福島県沿岸では、本事業の活用により水揚量は回復傾向であるものの、震災前の2割程度に留まっており、今後も水揚量の増加が課題となっている。本事業の目的を達成するため、引き続き認定復興計画に基づく取組を継続するとともに、現在復興計画を策定していない地域においても、収益性向上等の復興計画の策定を漁業者、漁業協同組合、流通・加工業者、地方公共団体等が一体となって進め、着実に取り組んでいくことが重要である。

事業の概要

・がんばる漁業復興支援事業/ 安定的な水産物生産体制を構築するため、地域で策定した復興計画に基づき、省エネ高性能漁船の導入等による収益性向上の事業や、漁業の本格的な再開に向けて生産回復の事業を行う漁協等に対し、必要な経費(操業費用等(減価償却費、修繕費、人件費等)、運転経費(燃油費、氷代、販売費等))を支援。/・がんばる養殖復興支援事業/ 安定的な水産物生産体制を構築するため、地域で策定した復興計画に基づき、養殖業の振興に資する取組等を行う漁協等に対し、必要な経費(施設等借上費、養殖作業費、資材費等)を支援。//本事業は、水産業体質強化総合対策事業基金(漁業・養殖業復興支援事業助成勘定)により行われる基金事業である。地域で策定した復興計画に基づいて本事業を実施する漁協等に対し、操業費用等の必要な経費を助成し、水揚げ金額で資金の回収を見込んで事業実施を行うものであり、「資金の回収を見込んで貸付等を行う事業」に該当する。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)44.0億円-
2024年度-199.2億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
特別会計44.0億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織復興庁直接農林水産省-配分先特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構-配分先宮城県漁業協同組合ほか198.3億円配分先特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構8,850万円配分先福島県漁業協同組合連合会ほか670万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織復興庁
直接ブロック A

農林水産省

-

-

1

農林水産省

国・政府機関補助金等交付
-
配分・再委託農林水産省 より)
配分先ブロック B

特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構

-

-

1

特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構

その他法人補助金等交付
-
配分・再委託特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構 より)
配分先ブロック D

宮城県漁業協同組合ほか

198.3億円

・認定された地域漁業復興計画等に基づき操業・生産を行う漁業者または養殖業者と操業・生産契約を締結。経費、水揚げ等を管理し、返還金を基金に送金。

1

宮城県漁業協同組合

その他法人補助金等交付
89.4億円
2

福島県漁業協同組合連合会

その他法人補助金等交付
44.7億円
3

宮城県沖合底びき網漁業協同組合

その他法人補助金等交付
31.1億円
4

相馬双葉漁業協同組合

その他法人補助金等交付
19.5億円
5

宮城県近海底曵網漁業協同組合

その他法人補助金等交付
7.1億円
6

牡鹿漁業協同組合

その他法人補助金等交付
2.9億円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)3.5億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

配分・再委託特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構 より)
配分先ブロック C

特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構

8,850万円

・生産、流通、経営等の専門家を委員として構成する中央(認定)協議会及び事務局からなる復興プロジェクト本部を運営。 /・漁業・養殖業の復興に取り組もうとする地域を支援するための相談窓口の設置や説明会の開催。 /・復興計画の策定や実施のため、専門家の派遣や改革型漁船のシステム設計を支援するなど、地域プロジェクトに対し、指導・助言。 /・地域プロジェクトで策定された復興計画の審査・認定及び認定された計画のフォローアップ。/ ・認定された復興計画に基づく事業実施者への助成金の交付及び水揚げからの返還金の受け入れ等の基金管理。事業実施のための用船料その他経費の算定、監査などの指導・監督。

1

特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構

その他法人補助金等交付
8,850万円
配分・再委託特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構 より)
配分先ブロック E

福島県漁業協同組合連合会ほか

670万円

・地域の漁業者または養殖業者、流通・加工業者、金融、地方公共団体等に所属する者を委員として構成する地域協議会及び事務局からなる地域プロジェクトを運営・実施し、地域漁業復興計画等を策定。

1

福島県漁業協同組合連合会

その他法人補助金等交付
350万円
2

広田湾漁業協同組合

その他法人補助金等交付
50万円
3

宮城県漁業協同組合

その他法人補助金等交付
50万円
4

越喜来漁業協同組合

その他法人補助金等交付
50万円
5

釜石湾漁業協同組合

その他法人補助金等交付
40万円
6

相馬双葉漁業協同組合

その他法人補助金等交付
30万円
7

宮城県沖合底びき網漁業協同組合

その他法人補助金等交付
30万円
8

盛川漁業協同組合

その他法人補助金等交付
30万円
9

牡鹿漁業協同組合

その他法人補助金等交付
10万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)20万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

有識者からの指摘を踏まえ、所要の対応を行うこと。

事業所管部局による点検・改善

岩手・宮城・福島各県の主要な魚市場の水揚量は被災前年の54%となっており、引き続き本事業による支援が必要である。特に福島県沿岸では、本事業の活用により水揚量は回復傾向であるものの、震災前の2割程度に留まっており、今後も水揚量の増加が課題となっている。

改善の方向性

現在、福島県、岩手県及び宮城県において本事業を活用し水揚量回復や収益性向上に向けた取組が進行中である。引き続き、認定漁業復興計画及び認定養殖復興計画にのっとった取組が行われ、福島県及び近隣県の水揚量及び水揚高の増大に繋がるよう適切な事業実施に努める。

外部有識者による点検

・短期アウトカムの「(がんばる漁業)事業の期間終了時の償却前利益が黒字となった件数」に係る当初見込み/目標値と活動実績/成果実績の乖離が甚だしく、長期アウトカムの「水揚げ量の回復」における達成率も低調なままである。今後の予算要求に当たっては予算規模の適正化を図ること。

所見を踏まえた改善点・反映状況

「短期アウトカムの「(がんばる漁業)事業の期間終了時の償却前利益が黒字となった件数」に係る当初見込み/目標値と活動実績/成果実績の乖離」については、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県の沿岸小型漁業(97隻)が2023年から事業を開始したことによるものであるが、本漁業は2021年に試験操業を終えて本格操業に向けた水揚げ回復の途上にあり、本格的な復興までには一定の時間を要することから、本事業により引き続き支援することで収益性の向上を図ってまいりたい。また、「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針(令和3年3月9日閣議決定)及び「第2期復興・創生期間」以降の東日本大震災からの復興の基本方針の変更について(令和7年6月20日閣議決定)において、被災地の中核産業である漁業の水揚げの回復が課題である中、漁獲量の増大、販路の回復・開拓などの本格的な操業への支援を行う等、安定的な水産物生産体制の構築を推進することとされている。水揚量の回復を始めとした安定した水産物生産体制があってこそ、漁業・養殖業のみならず周辺の加工流通業も含めた被災地の復興につながることから、本事業により引き続き水揚量の回復に向け支援することが重要である。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

(がんばる漁業) 事業期間終了時の償却前利益が黒字となった件数

測定指標:認定漁業復興計画にかかる漁船隻数(終了除く)[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度44.042.095.45455
2022年度42.034.080.95238
2023年度173.015.08.67052
2024年度165.019.011.51515
2025年度169.0--
アウトカム

(がんばる養殖) 事業期間終了時の償却前利益が黒字となった件数

測定指標:認定養殖復興計画にかかる経営体数(終了除く) 実施及び実施見込みの経営体がない年は「-」と記載。[単位: 経営体]

年度別データを表示(20232025年度)
年度目標値実績値達成率
2023年度106.0--
2024年度55.053.096.36364
2025年度71.0--
アウトカム

水揚量の回復

測定指標:岩手・宮城・福島各県の主要な魚市場の水揚量の被災前年(平成22年3月-平成23年2月)までの回復[単位: 千トン]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度463.0--
2027年度463.0--
2028年度463.0--
2029年度463.0--
2030年度463.0--

20202030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

水揚額の回復

測定指標:岩手・宮城・福島各県の主要な魚市場の水揚額の被災前年(平成22年3月-平成23年2月)までの回復[単位: 億円]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度801.0--
2027年度801.0--
2028年度801.0--
2029年度801.0--
2030年度801.0--

20202030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

漁協共販数量の回復

測定指標:岩手県・宮城県の主要な養殖品目の漁協共販数量の被災前年(漁期別)までの回復[単位: 千トン]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度82.0--
2027年度82.0--
2028年度82.0--
2029年度82.0--
2030年度82.0--

20202030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

認定漁業復興計画数の維持又は増加

測定指標:認定漁業復興計画数の維持又は新規増加(前年比1.0以上)[単位: なし]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度1.01.0100.0
2022年度1.01.0100.0
2023年度1.01.1110.0
2024年度1.01.1110.0
2025年度1.0--
アウトプット

認定養殖復興計画数の維持又は増加

測定指標:認定養殖復興計画数の維持又は新規増加(前年比1.0以上)[単位: なし]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度1.01.0100.0
2022年度1.01.0100.0
2023年度1.01.0100.0
2024年度1.06.0600.0
2025年度1.0--

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構

-

199.2億円2費目 ▾
費目金額
助成金198.3億円
管理費9,520万円

宮城県漁業協同組合

認定養殖復興計画(宮城県ギンザケ地域養殖復興プロジェクト)に基づくがんばる養殖復興支援事業を実施。

85.3億円1費目 ▾
費目金額
用船料等85.3億円

特定非営利活動法人水産業・漁村活性化推進機構

復興プロジェクト本部の運営。基金の管理。がんばる漁業・養殖業復興支援事業を実施する漁協等への助成、指導・監督。

8,850万円2費目 ▾
費目金額
人件費6,290万円
事務費2,560万円

福島県漁業協同組合連合会

地域漁業復興プロジェクト運営事業として地域漁業復興協議会等を開催し、必要な指導・助言等を実施。

350万円1費目 ▾
費目金額
助成金350万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。