2025年度当初予算
300.2億円
2024年度執行: 358.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
2050年カーボンニュートラル及び2030年度46%削減目標の達成に向けて、「地域脱炭素ロードマップ」(令和3年6月9日第3回国・地方脱炭素実現会議決定)、「地球温暖化対策計画」(令和7年2月18日閣議決定)、GX2040ビジョン(令和7年2月18日閣議決定)等に基づき、本交付金により、地球温暖化対策推進法と一体となって、少なくとも100か所の「脱炭素先行地域」で、脱炭素に向かう地域特性等に応じた先行的な取組を実施するとともに、脱炭素の基盤となる重点対策を全国で実施し、国・地方連携の下、地域での脱炭素化の取組を推進する。また、これまでの地域脱炭素のうねりを更に大きくし、全国展開のための基盤を確固たるものとするため、地域課題や地域特性に応じた創意工夫ある地域脱炭素の取組を高度化・展開していく(地域脱炭素2.0)。
現状・課題
2050年カーボンニュートラル及び2030年度46%削減目標の達成に向けて、第7次エネルギー基本計画(令和7年2月18日閣議決定)に基づき、電源構成で再生可能エネルギーの4割~5割程度への増加が必要とされ、このうち、政策強化分として、地方公共団体主導による再エネ創出が求められた。そこで、地球温暖化対策推進法に基づく地方公共団体実行計画(事務事業編、区域施策編)の策定とともに、地域特性に応じて脱炭素事業に意欲的に取り組み、地域課題の解決にも資する取組を行う地方公共団体を集中的、重点的に支援するため、複数年度にわたって継続的かつ包括的に支援する。本交付金を通じたCO2削減や地域課題の解決とともに、波及効果として更なる地域脱炭素の促進が期待されている。
事業の概要
意欲的な脱炭素の取組(下記1又は2)を行う地方公共団体等に対し複数年度にわたり継続的かつ包括的に支援する。/1.脱炭素先行地域づくり事業への支援/ 2050年カーボンニュートラルを20年前倒しで実現を目指す脱炭素先行地域に選定された地方公共団体に対して、再エネ等設備の導入に加え、基盤インフラ設備や省CO2等設備の導入、これらと一体となってその効果を高めるために実施するソフト事業等を支援/2.重点対策加速化事業への支援/ 再エネ発電設備を一定以上導入する地方公共団体に対して、地域共生再エネ等の導入や住宅の省エネ性能の向上などの重点対策の複合実施等を支援/3.高度化・展開促進事業/ 脱炭素ドミノの進展に向けて、新たな技術や先進的な技術を地域に導入する取組や、地域の脱炭素化を担う中核的な主体と連携した取組を支援
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 300.2億円 | - |
| 2024年度 | 365.2億円 | 358.9億円 |
| 2023年度 | 320.0億円 | 178.0億円 |
| 2022年度 | 200.0億円 | 15.7億円 |
| 2021年度 | - | - |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
| 会計区分 | 当初予算 |
|---|---|
| 特別会計 | 300.2億円 |
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A地方公共団体(先行地域づくり事業)
191.2億円
先行地域づくり事業の実施
その他の地方公共団体
尼崎市
川崎市
佐渡市
千葉市
上士幌町
宮古市
山口市
邑南町
上野村
北九州市
直接ブロック B地方公共団体(重点対策加速化事業)
165.6億円
重点対策加速化事業の実施
その他の地方公共団体
岐阜県
伊那市
厚木市
栃木県
京都市
宮崎県
群馬県
宮城県
横浜市
南九州市
直接ブロック Cデロイトトーマツコンサルティング合同会社ほか
2.1億円
令和6年度脱炭素先行地域の選定及び効果検証等委託業務
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
株式会社アマナ
一般財団法人環境イノベーション情報機構
株式会社ウルフスタイル
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
効果的な取り組み事例を蓄積するとともに、横展開する体制の構築を図る等、より一層効率的な事業実施に努めること。
事業所管部局による点検・改善
・国費投入の必要性:「地域脱炭素ロードマップ」(令和3年6月9日第3回国・地方脱炭素実現会議決定)、「地球温暖化対策計画」(令和7年2月18日閣議決定)に基づき、少なくとも100か所の「脱炭素先行地域」で、脱炭素に向かう地域特性等に応じた先行的な取組を実施するとともに、脱炭素の基盤となる重点対策を全国で実施し、国・地方連携の下、地域での脱炭素化の取組を推進するとされており、優先度の高い事業である。・これまでの進捗状況:選定後2年以上が経過している第1回及び第2回の脱炭素先行地域選定自治体において大小様々な課題が顕在化しつつも、令和6年度は有識者による評価委員会により実施された中間評価において、それらを乗り越えて実現した大規模事業や知見・ノウハウの蓄積が確認できた。また、採択後2年以上が経過している令和4年度重点対策加速化事業採択自治体においても、同じく中間評価において、地域脱炭素の基盤づくりや地方創生に資する優れた取組が着実に進捗していることが確認された。
改善の方向性
中間評価を踏まえ、顕在化した課題に直面している地域においては、モデル性を確保するための計画の見直しや計画実現のためのスケジュールの見直しなどを求めるとともに、事業継続に係る判断を実施。また、環境省として伴走支援の実施や継続的な状況確認を行い、適切な事業遂行につなげていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
地方公共団体に対して、要望額を調査し、適切な予算規模となるよう検討するとともに、中間評価、継続しての伴走支援などを通じて事業の進捗を図る。また、事業における効率的な取組については積極的に情報共有をはかるなどの対応を実施していく。
成果指標・目標値・実績値
脱炭素先行地域づくり事業における再生可能エネルギーの導入量の増加
測定指標:脱炭素先行地域づくり事業における再生可能エネルギーの導入量(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: kW]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 279.0 | - |
| 2023年度 | - | 7195.0 | - |
| 2024年度 | 137746.0 | 52994.0 | 38.47226 |
| 2025年度 | 335920.0 | - | - |
重点対策加速化事業における再生可能エネルギーの導入量の増加
測定指標:重点対策加速化事業における再生可能エネルギーの導入量(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: kW]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 2297.0 | - |
| 2023年度 | - | 30352.0 | - |
| 2024年度 | 247295.0 | 185784.0 | 75.12647 |
| 2025年度 | 469307.0 | - | - |
本交付金によるCO2排出量の削減
測定指標:脱炭素先行地域づくり事業におけるエネルギー起源CO2の削減量(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2022〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 3218.0 | - |
| 2023年度 | - | 173825.0 | - |
| 2024年度 | - | 1272189.0 | - |
| 2030年度 | 7677061.0 | - | - |
地域経済循環への貢献
測定指標:脱炭素先行地域における域外へのエネルギー代金流出抑制額(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: 百万円/年]
年度別データを表示(2022〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 1752.0 | - |
| 2023年度 | - | 3510.0 | - |
| 2024年度 | - | 4861.0 | - |
| 2030年度 | 38550.0 | - | - |
本交付金によるCO2排出量の削減
測定指標:重点対策加速化事業におけるエネルギー起源CO2の削減量(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: t-CO2]
年度別データを表示(2022〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | - | 3573.0 | - |
| 2023年度 | - | 474623.0 | - |
| 2024年度 | - | 1880075.0 | - |
| 2030年度 | 9588201.0 | - | - |
脱炭素先行地域での設備導入の着実な実施
測定指標:脱炭素先行地域に本交付金を交付した地域数(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: 件数]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 40.0 | 30.0 | 75.0 |
| 2023年度 | 70.0 | 58.0 | 82.85714 |
| 2024年度 | 85.0 | 82.0 | 96.47059 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
重点対策加速化事業における設備導入の着実な実施
測定指標:重点対策加速化事業に本交付金を交付した団体数(事業開始年度(2022年度)からの累計)[単位: 件数]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 30.0 | 32.0 | 106.66667 |
| 2023年度 | 110.0 | 109.0 | 99.09091 |
| 2024年度 | 150.0 | 146.0 | 97.33333 |
| 2025年度 | 180.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
尼崎市
先行地域づくり事業
20.5億円1費目 ▾
尼崎市
先行地域づくり事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 交付金 | 20.5億円 |
岐阜県
重点対策加速化事業
6.6億円1費目 ▾
岐阜県
重点対策加速化事業
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 交付金 | 6.6億円 |
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
令和6年度脱炭素先行地域の選定及び効果検証等委託業務
1.7億円3費目 ▾
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
令和6年度脱炭素先行地域の選定及び効果検証等委託業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 1.5億円 |
| その他 | 1,380万円 |
| 業務費 | 950万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。