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教育振興助成費事業内容の一部改善事業ID: 1882

生命(いのち)の安全教育推進事業

文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課開始: 2021年度

2025年度当初予算

1,880万円

2024年度執行: 3,510万円

01

事業の目的・概要

事業の目的

近年、子供たちが性犯罪被害にあう機会が増加しており、その中でも、不同意性交等の重要犯罪被害者の9割以上が女性となっている。国際連合においても女性に対する暴力が生まれる背景に女性の人権を軽視する傾向があるとの指摘がなされていることから、若年者を対象とした性被害・加害を未然に防ぐための「生命(いのち)の安全教育」を実施し、性被害、性暴力の予防啓発を図る。

現状・課題

令和2年6月の「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」(性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議決定)では、性犯罪・性暴力の根絶は、待ったなしの課題であり、その根絶に向けて、誰もが、性犯罪・性暴力の加害者にも、被害者にも、傍観者にもならないよう、社会全体でこの問題に取り組む必要があるとされている。文部科学省では、関係府省とも連携して、生命の尊さを学び命を大切にする教育、自分や相手、一人ひとりを尊重する教育を推進し、子供たちを性暴力の加害者にさせない、被害者にさせない、傍観者にさせないための教育・啓発活動を実施することが求められている。

事業の概要

「生命(いのち)の安全教育」の更なる拡大のため、特定の都道府県や市区町村において、モデル地域を設定し、当該地域内での全校実施を目指す教育委員会等の普及展開に関する取組を支援する。また、学校等が効果的に授業を実施しやすいよう、指導過程を解説した動画を作成し、全国の教育委員会等を通じて活用を促進する。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)1,880万円-
2024年度2,540万円3,510万円
2023年度3,260万円2,390万円
2022年度3,290万円2,950万円
2021年度3,280万円2,640万円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織文部科学省直接株式会社NHKエンター…2,670万円直接社会福祉法人照治福祉会…630万円

支出先詳細

担当組織文部科学省
直接ブロック B

株式会社NHKエンタープライズ

2,670万円

「生命(いのち)の安全教育」の学校等の授業の実践を支援する指導例動画コンテンツの制作

1

株式会社NHKエンタープライズ

株式会社随意契約(企画競争)
2,670万円
直接ブロック A

社会福祉法人照治福祉会ほか

630万円

「生命(いのち)の安全教育」普及展開事業

1

社会福祉法人照治福祉会

その他法人随意契約(企画競争)
180万円
2

山口県

地方公共団体随意契約(企画競争)
160万円
3

一般社団法人北九州市私立幼稚園連盟

その他法人随意契約(企画競争)
100万円
4

徳島県

地方公共団体随意契約(企画競争)
70万円
5

国分寺市

地方公共団体随意契約(企画競争)
40万円
6

和歌山県

地方公共団体随意契約(企画競争)
30万円
7

学校法人鹿の子学園

学校法人随意契約(企画競争)
20万円
8

茅ヶ崎市

地方公共団体随意契約(企画競争)
10万円
9

大阪市

地方公共団体随意契約(企画競争)
10万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

本事業は、点検結果にもあるように、自治体による取組の自走化が見受けられることから、予算執行について適切な改善を検討すべきである。

事業所管部局による点検・改善

本事業は、「生命(いのち)の安全教育」の更なる拡大のため、特定の都道府県や市区町村において、モデル地域を設定し、当該地域内での全校実施を目指す教育委員会等の普及展開に関する取組を支援し、生命(いのち)の安全教育を普及・展開する事業である。本事業は令和3年度から実施しており、アウトプット( 生命(いのち)の安全教育を活用した実践校数)は、令和4年度から令和5年度にかけて減少しているが、これは自治体における取組の自走化が計られた結果だと考えられる。また令和5年度までは、実践校において指導モデルを作成する事業であったが、令和6年度は、モデル地域内での全校実施を目指す事業としており、件数が大幅に増加している。短期アウトカムである生命(いのち)の安全教育の理解度についてのアンケートは、目標値70%に対し毎年約90%と目標値を大きく上回っている。長期アウトカムである小・中学校における性犯罪・性暴力のための教育の実施率は、実績値48%となっており令和9年度の目標値90%に対して53%まで達しており引き続き取組んでいく。経費においては、事業効果が最大限得られるよう、効率的な事業内容となっている。費目・使途についても事業目的に即し、真に必要なものに限定している。

改善の方向性

本事業は、生命(いのち)の安全教育を実施した場合の理解度は高いものの、性犯罪・性暴力防止のための教育の実施率は48%であるため、実施率を上げていることが課題となっている。今後、多くの自治体で生命(いのち)の安全教育が実施されるような取組や、教員がより授業を行いやすい教材資料の作成など、事業内容を工夫し取り組んでいく必要がある。

所見を踏まえた改善点・反映状況

所見を踏まえ、自治体による取組の自走化も促すことで、成果指標の達成に向けて取り組んでいく。また、本事業は令和6年度からモデル地域内での全校実施を目指す事業を行っており、引き続き、事業効果が最大限得られるよう、事業の着実な実施及び適切な予算執行に努める。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

実践校で「生命(いのち)の安全教育」の教材をもとに指導を受けた児童生徒へのアンケート調査において、性犯罪・性暴力に対する理解について70%以上の評価を得る

測定指標:実践校で「生命(いのち)の安全教育」の教材をもとに指導を受けた児童生徒の理解度[単位: %]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度70.089.9128.42857
2022年度70.095.5136.42857
2023年度70.091.5130.71429
2024年度70.090.3129.0
2025年度70.0--
アウトカム

小・中学校における性犯罪・性暴力防止のための教育の実施率を90%まで増加させる

測定指標:小・中学校における性犯罪・性暴力防止のための教育の実施率[単位: %]

年度別データを表示(20212027年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度-43.0-
2023年度-48.0-
2027年度90.0--
アウトプット

予防啓発教材を活用した学校等における指導モデル構築等

測定指標:学校における「生命(いのち)の安全教育」教材を活用した実践校数 ※2023年度までは、実践校において指導モデルを作成する事業であったが、2024年度は、モデル地域内での全校実施を目指す事業としており、件数が増加している。[単位: 箇所]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度49.049.0100.0
2022年度59.055.093.22034
2023年度38.036.094.73684
2024年度534.0473.088.57678
2025年度589.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

株式会社NHKエンタープライズ

「生命(いのち)の安全教育」全国展開の加速化(動画コンテンツの作成)」

2,680万円7費目 ▾
費目金額
雑役務費1,540万円
人件費710万円
一般管理費160万円
諸謝金150万円
消費税相当額70万円
旅費40万円
消耗品費10万円

社会福祉法人照治福祉会

「生命(いのち)の安全教育」普及展開事業

170万円7費目 ▾
費目金額
諸謝金60万円
人件費40万円
消耗品費40万円
一般管理費20万円
消費税相当額10万円
旅費-
借料及び損料-

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。