2025年度当初予算
4.9億円
2024年度執行: 4.8億円
事業の目的・概要
事業の目的
我が国の歴史と文化に対する理解を促進し、もって文化財の保存・活用・継承に資するよう、広く国民が文化財に親しむ機会の充実を図る。近年、災害により貴重な文化財が消失する事態が相次いでいる。文化財に係るデジ タルデータは、消失した文化財を復元・復旧するための貴重な情報
現状・課題
○ 日本の多様な文化遺産は、後継者不足や自然災害等により存続の危機にさらされる恐れがあるところ、その保存・継承・発展のため、文化遺産のデジタルアーカイブ化を進め、広く国民が日本全国の文化遺産に身近に触れることができる環境を整備するとともに、災害等からの復興にも役立てる必要がある。/○ 無形文化財は近年の急激な社会構造の変化により、変容、衰退の恐れがあるほか、後継者不足等の多くの課題を抱えており、その保存・保護が喫緊の課題となっている。こうした無形文化財が抱える諸問題を広く一般に周知するための事業を実施し、無形文化財の保存・保護意識の向上を促すとともに、保存・保護施策の充実を図る必要がある。/○ 国内で年間8,000件の発掘調査が行われており、一部の成果は各種報道や現地説明会、web上の情報発信を通じて接することができるものの、多くの国民にとってはそれらの発掘調査現場や出土した遺物を実際に目にする機会が限られているため、近年行われた発掘調査成果のうち代表的なものを選りすぐり、全国巡回の展覧会を開催することで、広く国民に埋蔵文化財の内容や価値、そしてその保護についての理解を深める機会を創出することが求められている。
事業の概要
○ 文化遺産オンライン構想の推進:文化遺産のアーカイブ化を推進するとともに、全国の博物館・美術館等の文化財等の文化遺産情報を集約化し、インターネットで公開する取組を進める。 /○ 無形文化財等公開活用等事業:無形文化財等についての公開事業を継続的に実施することで、国民の無形文化財等の保存伝承に対する理解の向上を図る。/○ 「国民のたから」鑑賞機会の充実:毎年、文化庁が新たに購入した文化財や、新たに指定した国宝・重要文化財等を博物館等の施設において展示公開する。/○ 発掘された日本列島展:全国の発掘調査において出土した貴重な遺物や史跡整備後の活用事例など、発掘調査の意義と重要性について国民の理解の向上を図る。/○ 邦楽普及拡大推進事業:演奏者の拡大に向け、文化庁が認定する団体(高校・大学の部活動等)に対し、稽古や実演に取り組めるような環境整備(邦楽器無償貸与・講師派遣等)を行うとともに、各団体が交流する機会への支援を行う。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 4.9億円 | - |
| 2024年度 | 4.9億円 | 4.8億円 |
| 2023年度 | 4.8億円 | 4.6億円 |
| 2022年度 | 4.8億円 | 5.4億円 |
| 2021年度 | 5.0億円 | 4.7億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック D邦楽普及拡大推進事業
3.0億円
演奏者の拡大に向け、文化庁が認定する団体(高校・大学の部活動等)に対し、稽古や実演に取り組めるような環境整備(邦楽器無償貸与・講師派遣等)を行うとともに、各団体が交流する機会への支援を行う。
TOPPAN株式会社
直接ブロック E技フェア
5,480万円
無形文化財等公開活用等事業における「選定保存技術広報事業」及び「首都圏工芸技術作品展等開催事業」に係る業務一式
株式会社エヌエイチケイプロモーション
株式会社読売新聞東京本社
直接ブロック A文化遺産オンライン構想の推進他
5,130万円
文化遺産のアーカイブ化を推進するとともに、全国の博物館・美術館等の文化財等の文化遺産情報を集約化し、インターネットで公開する取組を進める。
独立行政法人国立文化財機構
株式会社アルゴグラフィックス
株式会社ユウトハンズ
直接ブロック B「国民のたから」鑑賞機会の充実
3,150万円
毎年、文化庁が新たに購入した文化財や、新たに指定した国宝・重要文化財等を博物館等の施設において展示公開する。
日本通運株式会社
有限会社くんカンパニー
直接ブロック C発掘された日本列島展
2,180万円
全国の発掘調査において出土した貴重な遺物や史跡整備後の活用事例など、発掘調査の意義と重要性について国民の理解の向上を図る。
公益財団法人元興寺文化財研究所
直接ブロック F無形文化財等公開活用等事業
無形文化財等についての公開事業を継続的に実施することで、国民の無形文化財等の保存伝承に対する理解の向上を図る。
支出先名の記載なし
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は一部契約で生じている一者応札の改善に向けて、入札説明会参加後に応札しなかった事業者への聴取、仕様書の条件設定見直し等、契約の競争性・公平性・透明性の確保について検討をすべきである。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、指定文化財等の情報を発信するウェブサイトの運営、各種展示・公開イベント等を実施し、国民が文化財を鑑賞・体験する機会を充実させることにより、我が国の歴史文化等への理解を深め、伝統文化等の保存・継承、後継者の育成等に寄与するものである。設定した目標値に対して十分な成果実績を挙げている。
改善の方向性
活動および成果指標やコストの明確化等によりさらなる事業効果が高まるよう見直しに努める。次年度以降も成果目標が確実に達成できるように、継続して広報等への取組みも進める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
記載要件の見直しと運用保守事業と開発事業を分離し、競争性・公平性・透明性の確保に努める。
成果指標・目標値・実績値
「日本の技フェア」における来場者数の増加
測定指標:「日本の技フェア」における来場者数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 3900.0 | 3304.0 | 84.71795 |
| 2023年度 | 3900.0 | 2570.0 | 65.89744 |
| 2024年度 | 3900.0 | 1124.0 | 28.82051 |
| 2025年度 | 3900.0 | - | - |
| 2026年度 | 3900.0 | - | - |
※ 2021〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
無形文化財等の保存・保護に対する意識の向上
測定指標:「日本の技フェア」の来場により選定保存技術に興味関心を持った割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 95.0 | 97.9 | 103.05263 |
| 2022年度 | 98.0 | 93.5 | 95.40816 |
| 2023年度 | 98.0 | 93.5 | 95.40816 |
| 2024年度 | 98.0 | 88.8 | 90.61224 |
| 2025年度 | 98.0 | - | - |
「発掘された日本列島」を開催し、広く国民に文化財の価値や魅力、継承することの大切さを伝える。
測定指標:「発掘された日本列島」展への来場者数の増[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 30000.0 | 29964.0 | 99.88 |
| 2023年度 | 40000.0 | 29444.0 | 73.61 |
| 2024年度 | 40000.0 | 29178.0 | 72.945 |
| 2025年度 | 40000.0 | - | - |
| 2026年度 | 40000.0 | - | - |
事業実施後の支援団体へのアンケートで、邦楽活動へのモチベーションが向上したと回答する団体を80%以上にする。
測定指標:肯定的に回答した割合[単位: %]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 80.0 | 81.0 | 101.25 |
| 2022年度 | 85.0 | 72.0 | 84.70588 |
| 2023年度 | 90.0 | 75.0 | 83.33333 |
| 2024年度 | 90.0 | 96.0 | 106.66667 |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
中間層における邦楽の演奏者や愛好家などを増やすため、卒業後に邦楽関係の活動を継続している生徒数を増やす。
測定指標:卒業後も活動を継続又は継続を希望する生徒数の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 70.0 | 70.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 75.0 | 76.0 | 101.33333 |
| 2024年度 | 80.0 | 90.72 | 113.4 |
| 2025年度 | 80.0 | - | - |
| 2026年度 | 80.0 | - | - |
文化遺産オンラインを通じた文化遺産情報へのアクセス増加
測定指標:文化遺産オンラインへの年間アクセス回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2100000.0 | 3724000.0 | 177.33333 |
| 2022年度 | 2200000.0 | 4547182.0 | 206.69009 |
| 2023年度 | 5300000.0 | 6727187.0 | 126.92806 |
| 2024年度 | 6000000.0 | 7524429.0 | 125.40715 |
| 2025年度 | 6800000.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
展覧会期中のイベント(ギャラリートーク・講演等)を3回以上開催する
測定指標:展覧会期中のイベント開催数[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 3.0 | 5.0 | 166.66667 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
開催館の前々年度(2023年度までは前年度)一日平均来館者数以上とする。
測定指標:前々年度(2023年度までは前年度)の一日平均来館者数に対する展覧会開催期間中の一日平均来館者数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 2292.4 | 2292.6 | 100.00872 |
| 2023年度 | 3101.0 | 3863.0 | 124.57272 |
| 2024年度 | 141.0 | 327.0 | 231.91489 |
| 2025年度 | 141.0 | - | - |
文化遺産オンラインの利用者増の拡大
測定指標:文化遺産オンラインの年間ユーザ数[単位: 人]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 4500000.0 | 4630000.0 | 102.88889 |
| 2025年度 | 5000000.0 | - | - |
国民が文化遺産に身近に触れる状況の創出
測定指標:国民が文化遺産オンラインを通じて文化遺産を身近に感じたと回答した割合[単位: %]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 70.0 | 86.25 | 123.21429 |
| 2025年度 | 70.0 | - | - |
我が国に所在する文化遺産情報の総覧を可能とすること
測定指標:文化遺産オンラインの情報掲載件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 190000.0 | 269945.0 | 142.07632 |
| 2022年度 | 200000.0 | 289877.0 | 144.9385 |
| 2023年度 | 280000.0 | 292400.0 | 104.42857 |
| 2024年度 | 287000.0 | 304483.0 | 106.09164 |
| 2025年度 | 317000.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
無形文化財等の広報を行い、文化財保存・保護に対する意識を向上させる。
測定指標:イベント、企画展等実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 3.0 | 4.0 | 133.33333 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 2.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
国民が埋蔵文化財に親しみ、保護の重要性への理解を深める機会を提供する
測定指標:「発掘された日本列島展」の開催館数[単位: 館]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 5.0 | 5.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 5.0 | 4.0 | 80.0 |
| 2025年度 | 5.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
国が指定した文化財を通し、文化財及びその保護に関する関心を高める。
測定指標:年度毎に新たに指定した文化財の展覧会の開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1.0 | - | - |
| 2022年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 1.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
邦楽器の無償貸与や指導者を派遣し、演奏指導などを実施、部員数を増やすことで邦楽の普及拡大を図る。
測定指標:支援団体の部員数[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1300.0 | 1308.0 | 100.61538 |
| 2022年度 | 2600.0 | 2341.0 | 90.03846 |
| 2023年度 | 3200.0 | 3246.0 | 101.4375 |
| 2024年度 | 3600.0 | 4174.0 | 115.94444 |
| 2025年度 | 4200.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)5件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
TOPPAN株式会社
令和6年度「邦楽普及拡大推進事業」に係る広報等推進業務一式
3.0億円3費目 ▾
TOPPAN株式会社
令和6年度「邦楽普及拡大推進事業」に係る広報等推進業務一式
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2.4億円 |
| 人件費 | 3,690万円 |
| その他 | 2,720万円 |
独立行政法人国立文化財機構
令和6年度文化財防災のための詳細資料調査業務
3,260万円3費目 ▾
独立行政法人国立文化財機構
令和6年度文化財防災のための詳細資料調査業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,040万円 |
| 事業費 | 920万円 |
| 一般管理費 | 300万円 |
株式会社エヌエイチケイプロモーション
令和6年度選定保存技術広報事業実施業務
2,900万円3費目 ▾
株式会社エヌエイチケイプロモーション
令和6年度選定保存技術広報事業実施業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 事業費 | 2,260万円 |
| 人件費 | 380万円 |
| その他 | 260万円 |
公益財団法人元興寺文化財研究所
「発掘された日本列島2024」展運営等業務
2,190万円8費目 ▾
公益財団法人元興寺文化財研究所
「発掘された日本列島2024」展運営等業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2,080万円 |
| 旅費 | 520万円 |
| 下請負費 | 470万円 |
| 消耗品費 | 420万円 |
| 通信運搬費 | 240万円 |
| 賃借料 | 90万円 |
| 雑役務費 | 10万円 |
| 開催館負担金 | -1,640万円 |
日本通運株式会社
国宝・重要文化財(美術工芸品)の新指定に係る文化財集荷業務
1,440万円5費目 ▾
日本通運株式会社
国宝・重要文化財(美術工芸品)の新指定に係る文化財集荷業務
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 車両費 | 450万円 |
| 人件費 | 400万円 |
| その他 | 260万円 |
| 保険料 | 200万円 |
| 資材費 | 130万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。