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科学技術振興費事業内容の一部改善事業ID: 1686

先進的核融合研究開発

文部科学省研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)開始: 2013年度

2025年度当初予算

51.7億円

2024年度執行: 44.3億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

エネルギー問題と環境問題を根本的に解決するものと期待されるフュージョンエネルギーについて、発電実証に必要な技術基盤の構築等を図るため、日欧の協力により幅広いアプローチ(Broader Approach : BA)活動を推進する。

現状・課題

ITER 計画を補完・支援するとともに、核融合原型炉に必要な技術基盤を確立することを目的とした先進的研究開発プロジェクトであり、日欧協力により我が国で実施している。我が国では量子科学技術研究開発機構が実施機関となっており、青森県六ヶ所村にある六ヶ所フュージョンエネルギー研究所では、核融合原型炉に必要な高強度材料の開発を行う施設の設計・要素技術開発のほか、核融合原型炉の概念設計及び研究開発並びに ITER での実験を遠隔で行うための施設の整備を進めている。さらに、茨城県那珂市にある那珂フュージョン科学技術研究所では、超伝導トカマク装置 JT-60SA を用いて、核融合原型炉建設に求められる安全性・経済性等のデータの取得や、ITER の運転や技術目標達成を支援・補完するための取組等を進めており、2024年9月に世界で「最大のトカマク型装置」としてギネス世界記録に認定された。

事業の概要

日欧が協力して青森県及び茨城県に世界最先端の核融合研究開発拠点を形成し、ITER計画を補完・支援するとともに、先進的な材料研究、プラズマ物理実験、計算科学研究など、原型炉での発電実証に必要な先進的核融合研究開発を実施し、原型炉の実現に向けて世界をリードする。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)51.7億円-
2024年度43.2億円44.3億円
2023年度36.5億円36.1億円
2022年度37.3億円38.0億円
2021年度40.7億円39.3億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

2025年度 会計区分別内訳
会計区分当初予算
一般会計-
一般会計51.7億円
03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織文部科学省直接国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構43.5億円直接大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究…8,150万円配分先株式会社NATほか(全217機関)43.5億円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織文部科学省
直接ブロック A

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

43.5億円

我が国の存在基礎となるエネルギーの安定供給と地球環境問題の根本的な解決を目指した核融合システムの研究開発

1

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

国立研究開発法人補助金等交付
43.5億円
配分・再委託国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 より)
配分先ブロック C

株式会社NATほか(全217機関)

43.5億円

JT-60SA本体設備の運転保守点検等

1

株式会社NAT

株式会社その他
4.8億円
2

芙蓉総合リース株式会社

株式会社随意契約(その他)
4.0億円
3

鈴与商事株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
3.4億円
4

原子力エンジニアリング株式会社

株式会社その他
2.6億円
5

助川電気工業株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
2.2億円
6

丸紅ユティリティ・サービス株式会社

株式会社その他
1.3億円
7

新むつ小川原株式会社

株式会社随意契約(その他)
8,530万円
8

三菱電機株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
7,840万円
9

一般財団法人高度情報科学技術研究機構

その他法人一般競争契約(最低価格)
6,770万円
10

株式会社大湊精電社

株式会社その他
6,540万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)22.3億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック B

大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所

8,150万円

我が国の核融合研究開発の発展に寄与することを目的とした、大学等を対象とする先進的核融合研究開発への参画促進

1

大学共同利用機関法人自然科学研究機構

その他法人補助金等交付
8,150万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

この事業は、入札情報の配信など、契約の競争性、公正性、透明性の向上に資する取組を実施していることは評価できる。しかしながら、一者応札や随意契約があったことから、競争参加条件等のより一層の見直しを図るなど、契約の競争性、公平性、透明性を確保すべきである。

事業所管部局による点検・改善

我が国は、ITER 計画を補完・支援し、原型炉に必要な技術基盤を確立するための日欧協力による先進的研究開発である「幅広いアプローチ(BA)」活動を推進している。BA活動では、日欧共同で建設した、茨城県那珂市にあるトカマク型超伝導プラズマ実験装置「JT-60SA」が、2024年9月に世界で「最大のトカマク型装置」としてギネス世界記録に認定された。原型炉実現に向けた基盤整備としては、QST等の体制を強化し、他の国研等とも連携しつつ、アカデミアや民間企業を結集して技術開発を実施する体制やスタートアップ等への供用も可能とする実規模技術開発のための試験施設・設備群の整備を進めるほか、 大学間連携・国際連携による体系的な人材育成システムを構築するとともに、国民理解の醸成等の環境整備を一体的に推進するための取組を加速した。その他、スタートアップ等への供用も可能とする、実規模技術開発のために必要となる試験設備群の整備に係る経費として2024年度補正予算に100億円を計上した。また、フュージョンエネルギーの実現に向けて、原型炉実現に向けた基盤整備に加え、核融合科学研究所における大型ヘリカル装置(LHD)、レーザー方式(大阪大学レーザー科学研究所)などを活用した多様な学術研究や、ムーンショット型研究開発制度等を活用した独創的な新興技術の支援を推進している。また、補助金を交付するQSTにおいては、競争性、公平性及び透明性を確保するため、郵便による入札の導入、入札情報等のホームページ掲載による調達情報の配信等の取組を行っている。

改善の方向性

入札の競争性、公平性及び透明性の確保について、これまでもホームページを活用した入札情報の配信をはじめとする改善策を重ねてきたところであり、引き続き競争性、公平性及び透明性を確保しつつ着実に事業を実施する。

所見を踏まえた改善点・反映状況

更なる競争性の確保に向けて、競争参加者を増やすため、公募期間を十分に確保することや、公募情報の周知、仕様書における事業内容の明確化などの取組を量子科学技術研究開発機構において実施している。引き続き、契約の競争性、公平性、透明性の確保等に努め、より効率的に事業を推進してまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

BA活動等における様々な研究開発等を通じ、フュージョンエネルギーの実現に向けた基盤整備に資する。

測定指標:量子エネルギー研究開発評価委員会の業務実績評価結果をもとに算出[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度90.087.296.88889
2022年度90.080.789.66667
2023年度90.083.092.22222
2024年度90.085.795.22222
2025年度90.0--
アウトカム

BA活動等を通して整備された施設を活用・拡充した研究開発を着実に進める。

測定指標:量子エネルギー研究開発評価委員会の業務実績評価結果をもとに算出[単位: ]

年度別データを表示(20222042年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度90.083.092.22222
2023年度90.082.691.77778
2024年度90.084.894.22222
2025年度90.0--
2042年度90.0--

20212042年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

先進的な核融合開発のため、QSTにおける研究開発及び大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所における大学等を対象とした共同研究を支援する。

測定指標:先進的核融合研究開発費補助金の交付実績[単位: 千円]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度4247000.03928000.092.48882
2022年度4043000.03801000.094.01435
2023年度3883595.03611481.092.99324
2024年度4588097.04433490.096.63026
2025年度15851629.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

ITER計画を補完・支援するとともに、原型炉に向けた必要な技術基盤を確立するための先進的研究開発の実施

43.5億円1費目 ▾
費目金額
先進的核融合研究開発費43.5億円

大学共同利用機関法人自然科学研究機構

大学等を対象とする先進的核融合研究開発への参画を促すための共同研究

8,150万円1費目 ▾
費目金額
先進的核融合研究開発費8,150万円

株式会社NAT

JT-60SA本体設備の運転保守点検等に係る業務請負契約

8,080万円1費目 ▾
費目金額
請負費8,080万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。