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科学技術振興費事業内容の一部改善事業ID: 1677

気候変動適応戦略イニシアチブ

文部科学省研究開発局環境エネルギー課開始: 2010年度

2025年度当初予算

9.3億円

2024年度執行: 12.3億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

地球環境データ(地球観測データ、気候予測データ等)を蓄積・統合解析・提供するデータ統合・解析システム(DIAS)の長期的・安定的な整備・運用を通じて、地球環境分野のデータ利活用や研究開発を推進し、気候変動、防災等の地球規模課題の解決に貢献する。また、気候モデルの開発・高度化等を通じて、気候変動メカニズムの解明や気候予測データの創出等の気候変動研究を推進し、気候変動に関する政府間パネル(IPCC) 等における我が国の国際的なプレゼンスの維持・向上及び国内外の気候変動対策に必要な科学的知見の充実を図る。

現状・課題

現在、国内外で異常気象、災害等が多発しており、これらは気候変動によって今後より頻発化、激甚化することが懸念されている。各国政府、地方自治体、企業等は、中長期的な対策・戦略の策定が必要となっているが、こうした取組において必要となる将来予測等の科学的根拠の重要性・ニーズは日々高まっている。一方で、これまでの気候変動研究で得られた研究成果(気候予測データ等)は、予測精度やニーズの高い情報の不足、データの使いやすさ等の問題から活用の範囲は限定的となっている。このため、研究成果が社会的なニーズにも対応できるよう、気候変動研究及びデータの利活用を進めていく必要がある。/「気候変動適応法」において、気候変動等に関する科学的知見の充実等は国の責務とされている。その中で、文部科学省は、環境大臣が策定する気候変動影響評価報告書(概ね5年ごとに改定)への科学的知見の提供や、最新の研究成果等を踏まえた気候予測データ等の創出や気候変動対策等に貢献する情報基盤(DIAS)の充実・強化を推進することが求められている。また、2023年7月よりIPCC第7次評価報告書サイクルが開始され、今後策定されるIPCCの評価報告書に対して、本プログラムにおいて創出される最新の研究成果に基づく科学的知見の提供と気候変動に関する国際的な議論に貢献することが求められている。

事業の概要

本事業は、気候変動、防災等の地球規模課題の解決に貢献するため、気候変動予測研究、及び我が国の地球観測データ・気候予測データ等を統合解析し、科学的知見を提供するための研究開発を一体的に行うもの。以下のプログラムから構成される。//①「地球環境データ統合・解析プラットフォーム事業」(定額補助)/気候変動、防災等の地球規模課題の解決に貢献するため、地球環境データを蓄積・統合解析・提供するプラットフォーム「データ統合・解析システム(DIAS)」を長期的・安定的に整備・運用するとともに、プラットフォームを利活用した研究開発を推進。 //②「気候変動予測先端研究プログラム」(委託事業)/気候モデルの開発・高度化等を通じて、気候変動メカニズムの解明や気候予測データの創出等を行い、全ての気候変動対策の基盤となる科学的知見の充実を図るための研究開発を推進。

事業概要ページ
02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)9.3億円-
2024年度9.3億円12.3億円
2023年度9.3億円11.4億円
2022年度9.3億円9.3億円
2021年度10.7億円18.3億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。

担当組織文部科学省直接国立研究開発法人海洋研究開発機構6.8億円直接一般財団法人気象業務支援センター1.8億円直接国立大学法人東京大学1.2億円直接国立研究開発法人海洋研究開発1.2億円直接国立大学法人京都大学1.0億円直接一般財団法人リモート・センシング技術センター3,010万円配分先国立大学法人東京大学 ほか6.0億円配分先国立研究開発法人海洋研究開発機構 ほか1.2億円配分先国立研究開発法人海洋研究開発 ほか4,600万円配分先国立研究開発法人国立環境研究所 ほか1,500万円配分先国立研究開発法人土木研究所 ほか1,930万円

支出先詳細

下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです

「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。

担当組織文部科学省
直接ブロック A

国立研究開発法人海洋研究開発機構

6.8億円

地球環境データ統合・解析プラットフォームの運営、利用拡大、対外調整等

1

国立研究開発法人海洋研究開発機構

国立研究開発法人補助金等交付
6.8億円
配分・再委託国立研究開発法人海洋研究開発機構 より)
配分先ブロック B

国立大学法人東京大学 ほか

6.0億円

研究開発、アプリケーション開発、実装支援業務等

1

国立大学法人東京大学

国立大学法人随意契約(その他)
5.7億円
2

学校法人大阪成蹊学園

学校法人随意契約(その他)
960万円
3

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構

その他法人随意契約(その他)
790万円
4

学校法人早稲田大学

学校法人随意契約(その他)
300万円
5

国立大学法人北見工業大学

国立大学法人随意契約(その他)
290万円
6

国立大学法人岐阜大学

国立大学法人随意契約(その他)
100万円
7

国立大学法人九州大学

国立大学法人随意契約(その他)
70万円
8

国立大学法人京都大学

国立大学法人随意契約(その他)
40万円
直接ブロック E

一般財団法人気象業務支援センター

1.8億円

日本域における気候変動予測の高度化

1

一般財団法人気象業務支援センター

その他法人随意契約(その他)
1.8億円
配分・再委託一般財団法人気象業務支援センター より)
配分先ブロック J

国立研究開発法人海洋研究開発機構 ほか

1.2億円

日本域における気候変動予測の高度化

1

国立研究開発法人海洋研究開発機構

国立研究開発法人その他
6,270万円
2

国立大学法人北海道大学

国立大学法人その他
2,960万円
3

国立大学法人東北大学

国立大学法人その他
1,500万円
4

国立大学法人東海国立大学機構

国立大学法人その他
1,200万円
直接ブロック C

国立大学法人東京大学

1.2億円

気候変動予測と気候予測シミュレーション技術の高度化(全球気候モデル)

1

国立大学法人東京大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.2億円
配分・再委託国立大学法人東京大学 より)
配分先ブロック H

国立研究開発法人海洋研究開発 ほか

4,600万円

気候変動予測と気候予測シミュレーション技術の高度化(全球気候モデル)

1

国立研究開発法人海洋研究開発機構

国立研究開発法人その他
3,470万円
2

国立研究開発法人国立環境研究所

国立研究開発法人その他
1,000万円
3

一般財団法人気象業務支援センター

その他法人その他
130万円
直接ブロック D

国立研究開発法人海洋研究開発

1.2億円

カーボンバジェット評価に向けた気候予測シミュレーション技術の研究開発(物質循環モデル)

1

国立研究開発法人海洋研究開発機構

国立研究開発法人随意契約(その他)
1.2億円
配分・再委託国立研究開発法人海洋研究開発 より)
配分先ブロック I

国立研究開発法人国立環境研究所 ほか

1,500万円

カーボンバジェット評価に向けた気候予測シミュレーション技術の研究開発(物質循環モデル)

1

国立研究開発法人国立環境研究所

国立研究開発法人その他
1,000万円
2

一般財団法人電力中央研究所

その他法人その他
500万円
直接ブロック F

国立大学法人京都大学

1.0億円

ハザード統合予測モデルの開発

1

国立大学法人京都大学

国立大学法人随意契約(その他)
1.0億円
配分・再委託国立大学法人京都大学 より)
配分先ブロック K

国立研究開発法人土木研究所 ほか

1,930万円

ハザード統合予測モデルの開発

1

国立研究開発法人土木研究所

国立研究開発法人その他
880万円
2

国立大学法人北海道大学

国立大学法人その他
380万円
3

国立大学法人東京大学

国立大学法人その他
380万円
4

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

国立研究開発法人その他
290万円
直接ブロック G

一般財団法人リモート・センシング技術センター

3,010万円

気候変動に関する政府間パネル第1作業部会に関する国内外の研究動向の調査等

1

一般財団法人リモート・センシング技術センター

その他法人一般競争契約(総合評価)
3,010万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

本事業は、執行率が80%未満となっていることから、予算執行の適切な改善に努めるべきである。また、一部の契約において一者応札となっているため、競争参加条件等のより一層の見直しを図るなど、契約の競争性、公平性、透明性の確保に努めることが望ましい。

事業所管部局による点検・改善

地球環境データ統合・解析プラットフォーム事業では、気候変動、防災等の地球規模課題に貢献できる情報基盤として、更なる利用者の拡大、DIASを用いた成果の社会実装の拡大を図るため、研究成果報告会やワークショップ等を開催するとともに、関係者が一堂に会して取り組む課題について集中的に議論し、効率的な意思決定を実施することで、合理的な事業運営が行われている。気候変動予測先端研究プログラムでは、令和6年度に科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会において中間評価を実施し、「本プログラムの研究成果である気候予測データは、国内の気候変動対策の基盤となっており、社会的意義や行政施策への貢献の観点で有効性が高い」こと、「本プログラムにおけるイベント・アトリビューション研究の成果は国や地方公共団体における治水計画や熱中症対策などの適応策策定に広く貢献してきた」こと、「本プログラムで開発中の気候モデルはIPCC第7次評価報告書サイクルにおける評価報告書の作成において科学的知見の充実や気候予測データの提供等の貢献が期待される」こと及び「本プログラムは、領域課題間で互いの研究者が研究協力者等として参加するなど有機的に連携した研究開発が進められ、効果的な研究開発体制が構築されている」と評価された。経費の執行については、現地調査及び書面により、予算が必要な経費に限定して執行されていることを確認している。

改善の方向性

引き続き、事業の目的を達成するため、予算を効果的かつ効率的に執行していく。

所見を踏まえた改善点・反映状況

予算の適切な執行に努めると共に、契約の競争性の向上を図るべく、公募期間の確保や仕様書における事業内容の明確化等の取組を実施し、引き続き、契約の競争性、公平性、透明性の確保等に努め、より効率的に事業を実施してまいりたい。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

地球環境データ統合・解析プラットフォーム事業の実施により、DIASの利用者数を令和12年度までに累計19,000人に(年間1,000人)増加させる。

測定指標:DIAS累計利用者数(人)[単位: ]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度15000.0--
2027年度16000.0--
2028年度17000.0--
2029年度18000.0--
2030年度19000.0--

20212030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

気候変動予測先端研究プログラムの成果を活用した国際共同研究等の海外連携を進め、令和5年度までに累計で140件以上を目指す。

測定指標:国際共同研究等の累計海外連携数(件)[単位: ]

年度別データを表示(20222025年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度70.094.0134.28571
2023年度140.0183.0130.71429
2024年度140.0266.0190.0
2025年度140.0--
アウトカム

DIASがプラットフォームとして、解析環境を提供し、共同研究課題を進める。

測定指標:DIAS解析環境を利⽤する共同研究新規課題応募数(件)[単位: ]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度2.0--
2027年度2.0--
2028年度2.0--
2029年度2.0--
2030年度2.0--

20222030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

地球環境データ統合・解析プラットフォーム事業において、DIASを通じて提供された共通基盤技術(アプリケーション等)の国際貢献ツールとしての活用数を令和12年度までの累計で57件(年間3件増加)を目指す。

測定指標:DIASを通じて提供された共通基盤技術(アプリケーション等)などの国際貢献ツールとしての累計活用数(件)[単位: ]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度45.0--
2027年度48.0--
2028年度51.0--
2029年度54.0--
2030年度57.0--

20212030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトカム

気候変動予測先端研究プログラム関係研究者が、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告書執筆者として任命される数を令和8年度までに16人以上を目指す。

測定指標:IPCC報告書執筆者として任命された気候変動予測先端研究プログラム関係研究者数(人)[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度16.0--
2023年度16.0--
2024年度16.0--
2025年度16.0--
2026年度16.0--
アウトプット

地球環境データを利活用した地球規模課題の解決に貢献する研究開発を推進し、DIASを通じて共通基盤技術(アプリケーション等)を提供する。

測定指標:DIASを通じて新規に提供された共通基盤技術(アプリケーション等)の数(件)[単位: ]

年度別データを表示(20262030年度)
年度目標値実績値達成率
2026年度1.0--
2027年度1.0--
2028年度1.0--
2029年度1.0--
2030年度1.0--

20212030年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

気候モデルの開発・高度化等を通じた気候変動メカニズムの解明等により科学的知見を創出し、論文を輩出する。

測定指標:気候変動予測先端研究プログラムにおいて輩出する論文数(本)[単位: ]

年度別データを表示(20222026年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度150.0155.0103.33333
2023年度150.0158.0105.33333
2024年度150.0152.0101.33333
2025年度150.0--
2026年度150.0--

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

国立研究開発法人海洋研究開発機構

地球環境データ統合・解析プラットフォームの運営、利用拡大、対外調整等

6.8億円6費目 ▾
費目金額
委託費6.0億円
その他3,060万円
人件費・謝金2,400万円
間接経費1,920万円
旅費760万円
物品費180万円

国立大学法人東京大学

研究開発、アプリケーション開発、実装支援業務等を実施

5.7億円5費目 ▾
費目金額
物品費2.3億円
間接経費1.3億円
その他1.3億円
人件費7,250万円
旅費200万円

一般財団法人気象業務支援センター

日本域における気候変動予測の高度化

1.8億円5費目 ▾
費目金額
人件費・謝金9,350万円
間接経費4,100万円
物品費2,070万円
その他1,670万円
旅費560万円

国立大学法人東京大学

気候変動予測と気候予測シミュレーション技術の高度化(全球気候モデル)

1.2億円5費目 ▾
費目金額
人件費・謝金6,160万円
間接経費2,770万円
その他1,590万円
物品費820万円
旅費660万円

国立研究開発法人海洋研究開発機構

カーボンバジェット評価に向けた気候予測シミュレーション技術の研究開発(物質循環モデル)

1.2億円5費目 ▾
費目金額
人件費・謝金5,560万円
間接経費2,770万円
その他2,440万円
旅費660万円
物品費570万円

国立大学法人京都大学

ハザード統合予測モデルの開発

1.0億円5費目 ▾
費目金額
人件費・謝金4,510万円
間接経費2,310万円
その他1,330万円
旅費1,160万円
物品費700万円

国立研究開発法人海洋研究開発機構

共同研究機関としての担当部分の研究

9,740万円10費目 ▾
費目金額
人件費・謝金1,870万円
間接経費800万円
その他450万円
物品費290万円
旅費50万円
人件費2,430万円
物品費1,670万円
間接経費1,450万円
その他620万円
旅費110万円

一般財団法人リモート・センシング技術センター

気候変動に関する政府間パネル第1作業部会に関する国内外の研究動向の調査等

3,020万円3費目 ▾
費目金額
業務実施費1,660万円
人件費1,090万円
一般管理費270万円

国立研究開発法人国立環境研究所

共同研究機関としての担当部分の研究

1,010万円5費目 ▾
費目金額
人件費・謝金660万円
間接経費230万円
その他100万円
旅費10万円
物品費10万円

国立研究開発法人土木研究所

共同研究機関としての担当部分の研究

870万円5費目 ▾
費目金額
人件費・謝金510万円
間接経費200万円
旅費100万円
その他60万円
物品費-

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。