2025年度当初予算
7,590万円
2024年度執行: 7,590万円
事業の目的・概要
事業の目的
Society5.0の到来や新型コロナウイルス感染症の世界的拡大など、変化が激しく不確実性の高まる時代においては、企業も個人も変化に柔軟に対応し、強靭性を高める必要がある。特に個人においては、自由に個性を発揮しながら付加価値の高い仕事を行うことが必要とされており、このような付加価値を生み出すためには機械やAIでは代替できない、創造性・感性・デザイン性・企画力など、社会人が新たな価値を創造する力を育成することが必要とされている。そのため、大学等における創造的な発想をビジネスにつなぐ教育プログラムの開発及び拠点の形成を実施することで、既存の価値観や枠組みに捕らわれない創造力のある人材育成の強化を図る。
現状・課題
世界経済フォーラム(ダボス会議)が提唱する、2025年までに必要となるビジネススキルとして、分析的思考力とイノベーション創出力が挙げられている。一方、世界知的所有権機関が発表しているイノベーションを起こしやすい国の世界ランキング2024において、日本は米国や英国、ドイツ、フランス、中国、韓国、シンガポールなどより低い13位となっており、国際経営開発研究所(IMD)が発表している世界人材競争力ランキング2024においても43位と他の先進諸国に比べて低い結果となっており、今後ビジネスにおいても一層求められる創造的思考力等を社会人が備え、人材の質を高める必要がある。
事業の概要
大学等と企業等が連携・協働した創造性豊かな人材を育成するためのコンソーシアムを形成する。また、大学等においてイノベーティブなアイデアが生まれる思考法等により、個人の内面や顧客ニーズに基づく創造的な発想をビジネスにつなぐ、教育プログラムを開発する。具体的には、企業と連携したプロジェクト型の授業を中心とし、海外・国内のアート系大学との連携による教育手法を反映したプログラムであり、また多様なバックグラウンドを持つ社会人が働きながら学べる環境整備を行うなどにより価値創造人材の育成を図る。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 7,590万円 | - |
| 2024年度 | 7,600万円 | 7,590万円 |
| 2023年度 | 8,010万円 | 7,950万円 |
| 2022年度 | 8,720万円 | 8,250万円 |
| 2021年度 | 9,690万円 | 7,880万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
下流支出・再委託・配分先は、直接支出先を経由した流れです。直接支出額と単純合算しないでください。
支出先詳細
下流支出・再委託先は直接支出先を経由した流れです
「配分先」ブロックの金額は直接支出先がさらに配分・再委託したものです。直接支出額と単純合算すると二重計上になります。
直接ブロック A国立大学法人東京科学大学ほか
7,490万円
大学等と企業等が連携・協働したコンソーシアム(運営委員会)の形成、価値創造人材育成プログラムの開発
国立大学法人東京科学大学
国立大学法人京都大学
配分先ブロック B学校法人多摩美術大学ほか
3,120万円
共同申請校
学校法人多摩美術大学
公立大学法人京都市立芸術大学
国立大学法人京都工芸繊維大学
国立大学法人一橋大学
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
本事業は、当初計画に基づき令和7年度をもって予定通り終了。なお、外部有識者の意見を踏まえつつ、本事業の成果の検証を行い、今後の事業実施に活用すべきである。
事業所管部局による点検・改善
本事業は、大学等における創造的な発想をビジネスにつなぐ教育プログラムの開発及び拠点の形成を実施することで、既存の価値観や枠組みにとらわれない創造力のある人材育成の強化を図るものである。事業実施に当たっては、事業経費の費目、使途の厳正な精査を行うことにより、効率的かつ効果的に事業を実施できるように努めた。また、令和3年度は東京工業大学・京都大学の2拠点において、ニーズ調査等も踏まえたプログラム内容の検討や体制構築、令和4年度は、他大学や企業等との連携も図りながら実際にプログラムを提供し、技術やデザイン・アートに関する知見を深めながら実践的学びを通じて、価値創造に必要な問題解決能力、挑戦力等の養成を図る教育を実施した。令和5年度、令和6年度においてはプログラム改善を図りながら事業終了後の拠点形成に向けた企業・修了生等とのネットワーク及び自走化に向けた体制構築に取り組んだ。
改善の方向性
事業の重要性や目的を踏まえ、適正な契約手続きを行うとともに、事業経費の効率的な執行を図り、且つ効果的な事業性成果が得られるように努める。また、令和7年度も引き続き、プログラム終了後に企業等において活用できる実践的能力の養成と、受講後の継続的な学びや価値創造のための活動促進等を見据え、プログラムの改良を図りながらより多くの社会人受講生を確保するとともに、企業等も巻き込んだコミュニティの形成を含め価値創造人材育成拠点の形成に向けた取組を進める。特に、事業最終年度となることから、事業終了後の自走化に向けた体制の確立を進める。
外部有識者による点検
主に社会人を対象に、幅広い視野と変化への対応に強い資質を持った人材を育成するプログラムを実施しており、有意義な取り組みであると評価する。長期アウトカムの501および502については、参加者の修了時や事業期間内の達成事項となっており、むしろ中期アウトカムの成果指標と思われる。長期アウトカムとしては、修了生の活躍に関する指標(追跡調査)や事業期間終了後の横展開や普及に関する指標が望ましいのではないか。2拠点での自走化と更なる発展、他大学等への普及を期待している。
所見を踏まえた改善点・反映状況
本事業によって得られた成果等については、今後のリカレント教育関連事業の実施において活用していく。
成果指標・目標値・実績値
受講を通じて学んだ内容を活かして、価値創造に繋がる活動を行う。
測定指標:プログラム内で開発したプロダクト、作品数[単位: 個]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 10.0 | 14.0 | 140.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 12.0 | 120.0 |
| 2024年度 | 10.0 | 28.0 | 280.0 |
| 2025年度 | 10.0 | - | - |
プログラム修了生や企業関係者など、継続的にコミュニティに参画する者を増やし、活動内容の質を高める。
測定指標:コミュニティ所属人数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 40.0 | 40.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 80.0 | 81.0 | 101.25 |
| 2024年度 | 120.0 | 143.0 | 119.16667 |
| 2025年度 | 160.0 | - | - |
創造的思考力を以て挑戦的に問題解決にあたる力や強靭力など、価値創造人材としてのマインド・スキルを身に付ける。
測定指標:プログラム受講を通じて意識変化があった者の割合[単位: %]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 75.0 | 80.6 | 107.46667 |
| 2023年度 | 80.0 | 83.4 | 104.25 |
| 2024年度 | 85.0 | 88.1 | 103.64706 |
| 2025年度 | 90.0 | - | - |
コミュニティの活動を通じて、プログラム受講で得た成果も活かし価値創造に向けた具体的アクションを起こす。
測定指標:成果発表会(修了展や展覧会等)、シンポジウムの開催、イベントへの出典など、対外的に成果発信を行った回数[単位: 回]
年度別データを表示(2024〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2024年度 | 0.0 | 14.0 | - |
| 2025年度 | 15.0 | - | - |
新たな価値を生み出すのに必要な創造的思考力や感性等を鍛えるプログラムを開発・実施する。
測定指標:拠点校で開発したプログラムの受講者数[単位: 人]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 40.0 | 46.0 | 115.0 |
| 2023年度 | 40.0 | 43.0 | 107.5 |
| 2024年度 | 40.0 | 42.0 | 105.0 |
| 2025年度 | 40.0 | - | - |
産業界の協力を得て資金面の援助を含め継続的なコミュニティ活動やプログラム実施に向け、企業等を巻き込む。
測定指標:プログラム実施への協力やコンソーシアム参画等を呼び掛けた企業等の数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 5.0 | - | - |
| 2023年度 | 10.0 | - | - |
| 2024年度 | 10.0 | 223.0 | 2230.0 |
| 2025年度 | 250.0 | - | - |
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国立大学法人東京科学大学
令和6年度「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」
3,740万円11費目 ▾
国立大学法人東京科学大学
令和6年度「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 再委託費 | 1,810万円 |
| 人件費 | 1,410万円 |
| 消費税相当額 | 140万円 |
| 諸謝金 | 110万円 |
| 消耗品費 | 100万円 |
| 一般管理費 | 100万円 |
| 雑役務費 | 50万円 |
| 旅費 | 20万円 |
| 借損料 | 10万円 |
| 通信運搬費 | - |
| 自己調達額 | -10万円 |
学校法人多摩美術大学
令和6年度「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」(再委託先)
1,300万円9費目 ▾
学校法人多摩美術大学
令和6年度「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」(再委託先)
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 570万円 |
| 人件費 | 350万円 |
| 一般管理費 | 120万円 |
| 設備備品費 | 100万円 |
| 消耗品費 | 70万円 |
| 借損料 | 50万円 |
| 消費税相当額 | 30万円 |
| 諸謝金 | 10万円 |
| 自己調達額 | - |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。