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その他の事項経費事業内容の一部改善事業ID: 1382

大型X線検査装置整備等経費

財務省関税局監視課開始: 2000年度

2025年度当初予算

25.0億円

2024年度執行: 25.9億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

・近年の密輸事犯の巧妙化、多様化に対応した取締体制の整備などを図ることにより、不正薬物や銃砲等の社会悪物品、大量破壊兵器等のテロ関連物資等の効果的な水際取締りを図る。/・輸入申告時における申告外物品の発見等により、適正な関税等の賦課・徴収を図る。/・検査機器を活用した迅速かつ的確な検査の実施により、国際物流の迅速化・円滑化を図る。

現状・課題

税関における令和6年の不正薬物全体の摘発件数は1,020件と前年比24%増加、押収量は約2,579キロと前年比6%減少したものの、押収量は初めて2年連続で2トンを超え、過去3番目を記録した。また、覚醒剤の摘発件数は139件と前年比53%減少、押収量は約1,761キロと前年比22%減少したものの、押収量は過去3番目を記録した。これは薬物乱用者の通常使用量で約5,870万回分、末端価格にして約1,162億円に相当し、我が国への不正薬物の流入が極めて深刻な状況となっている。/ また、近年は海上貨物の取り扱いが増加しており、巧妙に隠匿する密輸事案が発生していることから、大型X線検査装置を活用した水際での効果的・効率的な取締りが極めて重要となっている。

事業の概要

大型X線検査装置は、コンテナ貨物、自動車やモーターボート、大型機械等の貨物に対する水際取締り及び物流の円滑化の両立を図るため配備しているものであり、通常のX線検査装置では透過することができない検査対象貨物を破壊することなく、隠匿された不正薬物等の有無を的確かつ迅速に確認するために活用している。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)25.0億円-
2024年度26.5億円25.9億円
2023年度27.9億円25.6億円
2022年度27.5億円23.0億円
2021年度23.0億円22.2億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織財務省直接株式会社IHIファイナンスサポートほか20.9億円直接ポニー工業株式会社ほか4.0億円直接株式会社IHI検査計測ほか9,770万円

支出先詳細

担当組織財務省
直接ブロック A

株式会社IHIファイナンスサポートほか

20.9億円

大型X線検査装置、附帯施設等の借上げに必要な経費

1

株式会社IHIファイナンスサポート

株式会社国庫債務負担行為等
10.0億円
2

三井住友ファイナンス&リース株式会社

株式会社国庫債務負担行為等
6.4億円
3

三菱HCキャピタル株式会社

株式会社国庫債務負担行為等
4.0億円
4

三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社

株式会社国庫債務負担行為等
5,140万円
直接ブロック B

ポニー工業株式会社ほか

4.0億円

設備改修、車両誘導委託費、電気料等施設運営管理に必要な経費

1

ポニー工業株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
8,890万円
2

鈴与商事株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
3,980万円
3

株式会社イー・アール

株式会社一般競争契約(最低価格)
3,340万円
4

ゼロワットパワー株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
2,530万円
5

アズビル株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
2,460万円
6

キョウワセキュリオン株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,930万円
7

日本エネルギー総合システム株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,720万円
8

株式会社KSP・WEST

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,680万円
9

RE100電力株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,520万円
10

ロイヤル警備保障株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
1,480万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1.1億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック C

株式会社IHI検査計測ほか

9,770万円

大型X線検査装置保守料、故障修繕等の維持管理に必要な経費

1

株式会社IHI検査計測

株式会社随意契約(公募)
8,990万円
2

東芝電力放射線テクノサービス株式会社

株式会社随意契約(公募)
780万円
04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

外部有識者の所見を踏まえ、引き続き、コスト削減に努めつつ、検査の効果的・効率的な実施を進めることにより、円滑な通関と効率的な検査体制の両立に努める。また、短期アウトカムの設定にあたっては複数年度の平均値を成果指標とすることや、中長期アウトカムの評価にあたっては不断の検証を行い、その検証結果等を反映していけるよう検討する。

事業所管部局による点検・改善

・税関における令和6年の不正薬物全体の摘発件数は1,020件と前年比24%増加、押収量は約2,579キロと前年比6%減少したものの、押収量は初めて2年連続で2トンを超え、過去3番目を記録しており、効果的な水際取締りが図られている。・全国の外貿コンテナ取扱個数に占める本装置を配備した港の取扱個数の割合は9割を維持できており、国際物流の迅速化・円滑化が図られている。 ・本装置は、主にコンテナ等の大型貨物に対する水際取締り及び物流の円滑化の両立を図るため配備しているものであり、隠匿手口が巧妙化する中、通常のX線検査装置では透過することができない検査対象貨物を破壊することなく、的確かつ迅速に検査するために必要なものであり、優先度が高い事業である。 ・機器の更新の際には、配備場所の状況を踏まえ、仕様を決定した上で、予算の効率的な執行に努めている。また、一般競争入札を実施することにより、競争性の確保に努めている。

改善の方向性

今後も、本装置による取締りの効果について不断の検証等を行うとともに、機器の更新時期に合わせて検査を必要とする貨物量の多い港への最適な配備となっているかの確認等を通じて、本装置の効果的・効率的な配備・運用に努める。

外部有識者による点検

短期アウトカムに非違発見件数を取り上げることは評価できるが、この非違発見件数については、複数年度の平均を設定することを検討すべきではないか。また、中期、長期アウトカムの評価については、取締りの効果について不断の検証と検証結果等を反映していけるよう検討すべきではないか。大型X線検査装置により時間の短縮及び検査精度の向上が図られており、円滑な通関と効率的な検査体制の両立が確保されていると考える。

所見を踏まえた改善点・反映状況

短期アウトカム及び中長期アウトカムの評価のあり方について、不断の検証を行い、引き続き検討する。このほか、再リースを活用することにより、機器借料の削減を反映した。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

大型X線検査装置による非違発見件数を前年度より向上させる※成果指標:大型X線検査装置による非違発見件数

測定指標:大型X線検査装置による非違発見件数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度677.0611.090.25111
2022年度611.0774.0126.67758
2023年度774.0610.078.81137
2024年度610.0512.083.93443
2025年度512.0--
アウトカム

過去5年の平均より増加※成果指標:不正薬物の水際押収量の割合(不正薬物のうち覚醒剤)

測定指標:不正薬物の水際押収量の割合(不正薬物のうち覚醒剤)(注1)国内全押収量に占める税関関与分の割合。関係機関による実績等外的要因による変動が大きいため、当該年を含めた過去5年間の平均値を記載。(注2)不正薬物の国内全押収量の計上方法と税関の水際押収量の計上方法が異なることにより、国内全押収量に占める税関関与分の割合が100%を上回ることがある。[単位: %]

年度別データを表示(20222032年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度98.197.699.49032
2023年度97.7104.2106.65302
2024年度98.9--
2032年度100.0--
アウトカム

大型X線検査装置による非違発見を通して、密輸に対する厳正な水際取締りを実施することで、税関が不正薬物等の密輸阻止に貢献する

測定指標:-

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトカム

成果指標(※)の9割以上を維持※成果指標:全国の外貿コンテナ取扱個数に占める大型X線検査装置を配備した港の外貿コンテナ取扱個数の割合

測定指標:全国の外貿コンテナ取扱個数に占める大型X線検査装置を配備した港の外貿コンテナ取扱個数の割合[単位: ]

年度別データを表示(20222032年度)
年度目標値実績値達成率
2022年度90.091.5101.66667
2023年度90.091.7101.88889
2024年度90.091.5101.66667
2025年度90.0--
2032年度90.0--

20202032年度のデータあり(直近5年度を表示)

アウトプット

機器の計画的かつ効果的・効率的な配備・活用に努める※活動指標:大型X線検査装置の設置台数

測定指標:大型X線検査装置の設置台数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度16.016.0100.0
2022年度16.016.0100.0
2023年度16.015.093.75
2024年度15.015.0100.0
2025年度15.0--

20202025年度のデータあり(直近5年度を表示)

※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

株式会社IHIファイナンスサポート

大型X線検査装置の賃貸借

1.6億円1費目 ▾
費目金額
機器借料1.6億円

株式会社IHI検査計測

大型X線検査装置の撤去

8,990万円1費目 ▾
費目金額
役務費8,990万円

ポニー工業株式会社

放射性物質検出器の購入

8,890万円1費目 ▾
費目金額
物品購入費8,890万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。