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その他の事項経費事業内容の一部改善事業ID: 1380

税関監視艇整備運航経費

財務省関税局監視課開始: 1946年度

2025年度当初予算

24.2億円

2024年度執行: 25.8億円

01

事業の目的・概要

事業の目的

近年の密輸事犯の巧妙化や多様化に対応した取締体制の整備などを図り、不正薬物・銃器等の社会悪物品、大量破壊兵器等のテロ関連物資の効果的な水際取締りを実施することを目的とする。

現状・課題

国内で乱用されている不正薬物は、そのほとんどが海外から密輸入されたものであるところ、税関における令和6年の不正薬物全体の摘発件数は1,020件(前年比24%増)、押収量は約2,579キロ(同6%減)となっており、押収量は2年連続で2トンを超え、過去3番目を記録した。また、覚醒剤の摘発件数は139件(前年比53%減)、押収量は約1,761キロ(同22%減)となっており、昨年から共に減少したが、押収量は過去3番目を記録した。これは薬物乱用者の通常使用量で約5,870万回分、末端価格にして約1,162億円に相当するなど、我が国への不正薬物の流入が極めて深刻な状況にある。/こうした状況において、漁船等を利用した洋上取引などの密輸行為等、巧妙化・多様化する密輸事犯を阻止するため、税関監視艇を活用した取締体制の整備を図り、効果的・効率的な水際取締りを実施していくことが極めて重要である。

事業の概要

税関では、貨物の水際取締りを実施するため、税関監視艇を活用し、海港における漁船等を利用した洋上取引などの密輸行為への対処及び抑止、沖合に停泊中の外国貿易船に対する臨船、離島等における情報収集等の業務を遂行している。/これら業務を的確に遂行するためには、税関監視艇に係る適正な整備・維持管理をするとともに、必要な燃料の確保が不可欠であることから、税関監視艇の建造、法定検査及び修繕などの維持管理並びに運航に必要な燃料の調達を実施するものである。

02

予算・執行の年度推移

年度当初予算執行額
2025年度(当年度)24.2億円-
2024年度26.6億円25.8億円
2023年度28.3億円27.2億円
2022年度22.6億円19.7億円
2021年度22.9億円20.6億円

執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。

03

2024年度実績支出先・契約情報

お金の流れ(ノード図)

担当組織財務省直接株式会社大東工作所ほか14.1億円直接三菱造船株式会社ほか10.7億円直接東亞鉄工株式会社ほか7,180万円

支出先詳細

担当組織財務省
直接ブロック B

株式会社大東工作所ほか

14.1億円

軽油、船用品の購入及び法定検査、維持上架などの船舶の運航に必要な経費

1

株式会社大東工作所

株式会社一般競争契約(最低価格)
1.4億円
2

富永物産株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
1.3億円
3

株式会社筑豊製作所

株式会社一般競争契約(最低価格)
1.1億円
4

ミヤギ産業株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
7,680万円
5

新糸満造船株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
7,670万円
6

林兼エスト株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
6,250万円
7

美保船渠造船有限会社

有限会社一般競争契約(最低価格)
5,770万円
8

富士砿油株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
4,810万円
9

株式会社沖縄機械整備

株式会社一般競争契約(最低価格)
4,420万円
10

株式会社宮本商店

株式会社一般競争契約(最低価格)
4,250万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)6.2億円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

直接ブロック A

三菱造船株式会社ほか

10.7億円

船舶建造及び工事監督委託などの船舶建造に必要な経費

1

三菱造船株式会社

株式会社国庫債務負担行為等
8.8億円
2

瀬戸内クラフト株式会社

株式会社国庫債務負担行為等
1.8億円
3

一般財団法人日本造船技術センター

その他法人国庫債務負担行為等
520万円
4

株式会社竹内高速艇研究所

株式会社一般競争契約(最低価格)
490万円
直接ブロック C

東亞鉄工株式会社ほか

7,180万円

故障修繕など船舶等の維持管理に必要な経費

1

東亜鉄工株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
2,070万円
2

富永物産株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
830万円
3

株式会社名港海事商会

株式会社一般競争契約(最低価格)
690万円
4

古野電気株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
670万円
5

株式会社大東工作所

株式会社一般競争契約(最低価格)
380万円
6

株式会社沖縄機械整備

株式会社一般競争契約(最低価格)
310万円
7

大田造船株式会社

株式会社一般競争契約(最低価格)
260万円
8

ナカシマプロペラ株式会社

株式会社随意契約(公募)
230万円
9

MHI下関エンジニアリング株式会社

株式会社随意契約(少額)
110万円
10

桐和空調設備株式会社

株式会社随意契約(少額)
100万円
集約行その他(複数支出先をまとめて記載)1,550万円

CSV上で複数の支出先を「その他」として集約した行です。個別の法人名は行政事業レビューシートに記載されていません。

04

点検・評価コメント

行政事業レビュー推進チームの所見

より効果的な取締りを可能にするため、税関監視艇全体の望ましい配備・運航計画を作成し、それをEBPMの根拠として効果検証することを検討する。

事業所管部局による点検・改善

本事業は、不正薬物や銃砲等の社会悪物品、大量破壊兵器等のテロ関連物資の効果的な水際取締りにより、良好な治安を確保するものであり、国民や社会のニーズに応え、優先度が高い事業である。 契約にあたっては、一般競争入札を実施するほか、少額随意契約による場合は、複数者から見積書を徴取することにより、競争性を確保している。なお、一般競争入札を実施した結果、一者応札となった契約のうち、監視艇の主機関に係る定期検査については、応札者がメーカー代理店のみであったことによるものである。 また、税関監視艇の建造にあたっては、基本的な統一仕様を定め、過剰な性能にならないよう留意するとともに、修繕は重要性・緊急性の高いものに限定することなどにより、コスト削減に努めている。

改善の方向性

引き続き、取締環境の変化や密輸リスクを踏まえ、監視艇の能力向上及び配備の見直しを検討することで、配備の最適化を図り、密輸事犯の阻止に努める等、効果的な水際取締りを実施する。 また、監視艇の建造及び運航経費については、引き続き、適切な仕様の検討を行うとともに、一般競争入札における競争性の確保を図るなどコスト削減に努める。

所見を踏まえた改善点・反映状況

税関監視艇全体の望ましい配備・運航計画を作成し、それをEBPMの根拠として効果検証することを検討する。このほか、配備計画に基づく監視艇の更新により見込まれる燃費向上分の燃料費の削減を反映した。

05

成果指標・目標値・実績値

アウトカム:事業が社会・対象者にもたらす変化アウトプット:事業活動の直接的な産出物
アウトカム

運航計画に対する実施率100%を目標に税関監視艇を稼働する。

測定指標:運航計画日数に対する実稼働日数の割合[単位: %]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度100.077.877.8
2022年度100.085.085.0
2023年度100.083.083.0
2024年度100.073.973.9
2025年度100.0--
アウトカム

税関監視艇による不審事象等の発見件数を前年度実績よりも向上させることを目標に税関監視艇を稼働する。

測定指標:不審事象等の発見件数[単位: ]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度76.073.096.05263
2022年度73.099.0135.61644
2023年度99.085.085.85859
2024年度85.062.072.94118
2025年度62.0--
アウトカム

税関監視艇の計画的運航や不審事象等の発見を通して、税関が不正薬物の密輸阻止に大きく貢献する。

測定指標:不正薬物の水際押収量の割合 (不正薬物のうち覚醒剤)(注1)国内全押収量に占める税関関与分の割合。関係機関による実績等外的要因による変動が大きいため、当該年を含めた過去5年間の平均値を記載。(注2)不正薬物の国内全押収量の計上方法と税関の水際押収量の計上方法が異なることにより、国内全押収量に占める税関関与分の割合が100%を上回ることがある。[単位: ]

年度別データを表示(20212032年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度98.596.898.27411
2022年度98.197.699.49032
2023年度97.7104.2106.65302
2024年度98.9--
2032年度100.0--
アウトカム

税関監視艇の計画的運航や不審事象等の発見を通して、税関が不正薬物等の密輸阻止に貢献する。

測定指標:-

定量的な目標値・実績値は確認できません

アウトプット

効果的かつ効率的な水際取締りの実施に必要な税関監視艇の配備及び運航を確保する。

測定指標:税関監視艇の総稼働時間※税関監視艇の配備艇数(年度当初時点) 2022~2023年度:29艇 2024~2025年度:28艇[単位: 時間]

年度別データを表示(20212025年度)
年度目標値実績値達成率
2021年度17683.019656.0111.15761
2022年度19656.020904.0106.34921
2023年度20904.019655.094.02507
2024年度20183.016419.081.35064
2025年度16419.0--

※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています

06

費目・使途の内訳(補足情報)

費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。

三菱造船株式会社

監視艇建造

8.8億円1費目 ▾
費目金額
物品製造8.8億円

株式会社大東工作所

監視艇定期検査

7,330万円1費目 ▾
費目金額
法定検査7,330万円

東亜鉄工株式会社

浮桟橋修繕

1,980万円1費目 ▾
費目金額
浮桟橋修繕1,980万円

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データ注記

本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。