2025年度当初予算
2,460万円
2024年度執行: 2,720万円
事業の目的・概要
事業の目的
経済のグローバル化への対応等が課題となる中で、諸外国が税制面でどのような制度を導入しており、またその実態がどのようになっているかを調査し、我が国の制度と比較検討、分析を行うことで、我が国の税制の特徴を把握し、今後の税制の制度設計に資することを目的としている。
現状・課題
人口減少・少子高齢化、働き方やライフコースの多様化、グローバル化の進展、経済のデジタル化等の経済社会の構造変化に伴い、日本及び諸外国の税制度は近年益々複雑化している。新たな時代の動きに合わせて適切に税制の制度設計を行うためには、諸外国の制度について正確かつ迅速に理解し、我が国の制度と比較検討、分析を行う必要があるが、高度に専門的な知識や実務上の取扱いについては短期間の机上調査で全てを把握することは困難である。そのため、一定の調査期間を設けて、外国語に習熟しかつ税制に関する専門知識を有する者に諸外国の税制に関する調査を委託する必要がある。
事業の概要
直近3年度において、令和6年度は「諸外国における法人税の政策税制等の実態把握に関する調査」、「諸外国における税制に関連する給付措置に関する調査」、令和5年度は「諸外国(G7)における納税者等による不正行為に対する行政上の牽制措置に関する調査」、令和4年度は「諸外国の投資ビークルに係る課税制度に関する調査」、「諸外国におけるクロスボーダー取引に係る付加価値税のプラットフォーマー課税の制度概要と実務に関する調査」を税理士法人等に委託した。当該事業を執行する者については、外国語に習熟しかつ税制に関する専門知識を有する者である必要があることから、一定の質を担保しつつ調達金額を抑えるため、一般競争入札(総合評価方式)等により、組織や業務従事者の経験・能力等を総合的に勘案し委託先を決定している。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 2,460万円 | - |
| 2024年度 | 2,540万円 | 2,720万円 |
| 2023年度 | 2,540万円 | 1,200万円 |
| 2022年度 | 2,500万円 | 2,000万円 |
| 2021年度 | 2,600万円 | 1,600万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A有限責任あずさ監査法人
1,450万円
「諸外国における法人税の政策税制等の実態把握に関する調査」を実施する。
有限責任あずさ監査法人
直接ブロック BKPMG税理士法人
1,260万円
「諸外国における税制に関連する給付措置に関する調査」を実施する。
KPMG税理士法人
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
調査内容が企画立案に向けた検討に活用されているか検証するにあたっては、調査の性格によって概念整理、政策立案、法整備等の目的に応じて有用であった割合を整理して成果目標の設定に努める。また、総合評価基準や調達日程の適正な確保に引き続き努める。
事業所管部局による点検・改善
・今後の税制の制度設計に資することを目的として諸外国の制度との比較検討、分析を行う際、例えば制度の適用実態に関する調査等、職員による机上での調査では実施が困難な調査が必要な場合がある。このような案件については外部に委託しなければ調査が困難であることから、「国費投入の必要性」は十分に確保されている。・原則として一般競争入札(総合評価方式)により委託先を決定していることに加え、適切な総合評価基準を設定すること、十分な公告期間を確保し競争性を担保すること等に努めており、「事業の効率性」は確保されている。一方、委託先となりうる業者の一般的な繁忙期と調査時期の重複、調査期間等の事情により、一者応札や入札不調が生じうることから、経費の効率化に今後も努めていく必要がある。・「事業の有効性」については、調査の実施状況について委託先に対して随時確認を行うなど、委託先とのやりとりの緊密化による調査の質の向上等に取り組むことで、十分に確保されている。また、調査案件は今後の検討の必要性を踏まえて選定されており、成果物は今後の税制改正に係る検討を行うための資料として活用されている。
改善の方向性
・入札に当たっては、一者応札や入札不調とならないよう、引き続き十分な公告期間の確保、余裕を持った調査実施期間の設定や実施時期の柔軟化等に努め、改善を図る。・調査の実施状況について委託先に随時確認を行うこと、委託先とのやりとりの緊密化による調査の質の向上等に取り組むこと及び速やかな入札に向けた事務手続きの実施に努めること等により、引き続き効果的・効率的な予算執行に努める。・調査結果が有効に活用されたかの検証にあたっては、調査内容の性格を踏まえ、企画立案に向けた検討段階における活用と実際の制度改正の企画立案における活用に区分するなど、引き続き適切な成果目標の設定に努める。
所見を踏まえた改善点・反映状況
企画立案に向けた検討段階における成果目標の設定は、調査の性格・目的に応じて調査内容が有用であった割合を踏まえ、適切に行う。また、更なる調査内容の質の向上や有効活用の観点から、引き続き、調査対象の精査、適切な総合評価基準の設定、委託先事業者との緊密なやりとり等に取り組むとともに、調査の効率的な執行の観点から、競争性を確保すべく、委託先となりうる業者の一般的な繁忙期を勘案した調査時期の柔軟化を行うなど、執行面での取組に努める。
成果指標・目標値・実績値
実施した委託調査のうち、税制の企画立案に向けた検討において活用された調査の割合を100%とする。
測定指標:実施した委託調査のうち、税制の企画立案に向けた検討において活用された調査の割合(=活用された調査の件数/実施件数)[単位: %]
年度別データを表示(2023〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 100.0 | - | - |
| 2026年度 | 100.0 | - | - |
実施した委託調査の調査結果が制度改正の検討材料として活用され、実際の税制改正における意思決定につながること。
測定指標:ー
定量的な目標値・実績値は確認できません
委託調査の実施
測定指標:委託調査の実施件数[単位: 件]
年度別データを表示(2022〜2026年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度 | 2.0 | 2.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 2.0 | 1.0 | 50.0 |
| 2024年度 | 0.0 | 0.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 0.0 | - | - |
| 2026年度 | 2.0 | - | - |
※ 2020〜2026年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)4件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
有限責任あずさ監査法人
諸外国における法人税の政策税制等の実態把握に関する調査
1,450万円1費目 ▾
有限責任あずさ監査法人
諸外国における法人税の政策税制等の実態把握に関する調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 1,450万円 |
KPMG税理士法人
諸外国における税制に関連する給付措置に関する調査
1,260万円1費目 ▾
KPMG税理士法人
諸外国における税制に関連する給付措置に関する調査
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 雑役務費 | 1,260万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。