2025年度当初予算
3,040万円
2024年度執行: 1.4億円
事業の目的・概要
事業の目的
国際熱帯木材機関(ITTO)加盟国における実地のプロジェクトや特別活動等を支援することによって、我が国が重視する気候変動対策や生物多様性保全などの地球規模課題への対応に当たっても重要な、熱帯林の持続可能な経営・保全、合法的で持続可能な熱帯木材貿易の推進に貢献することが目的。熱帯木材をめぐっては、持続可能なサプライチェーン構築やバイオマス資源としての活用といった新たな局面を迎える中、本件事業は、ESG(環境・社会・ガバナンス)に取り組む日本企業にも有用であるとともに、ITTOのホスト国としての日本の国際的評価の確保、被支援国との良好な二国間関係の維持及び日本への安定的な熱帯木材の輸入にも寄与する。
現状・課題
2021年の気候変動枠組条約COP26では、2030年までに森林の消失と土地の劣化を食い止め、状況を好転させるために共同で取り組むとの森林・土地利用に関するグラスゴー首脳宣言に143か国が参加するなど、気候変動対策・生物多様性保全の観点からの森林の重要性の再認識が国際的に進んでいる。世界の森林の約半分を占める熱帯林は、1990年以降の世界の森林破壊面積(4.2億ha)の90%を占めており、世界の森林減少・劣化に係る問題を解決するために、熱帯林の持続的な経営は重要な要素の一つと言える。
事業の概要
上述の目的(熱帯林の持続可能な経営、合法的で持続可能な熱帯木材貿易の推進)を達成するため、森林経営に関する能力開発、森林火災対策、違法伐採対策等に資する活動(①加盟国のうち、熱帯木材生産国(アジア、中南米、アフリカ等)の提案に基づくプロジェクトと、②事務局提案に基づく特別活動に大別される)を実施。具体的な事業の選択は、提案された複数の事業プロポーザルから、日本の政策目標との合致やプロジェクトの地域バランス等を考慮しながら、ITTO事務局や他ドナー等との相談も通じて慎重に決定される。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3,040万円 | - |
| 2024年度 | 3,450万円 | 1.4億円 |
| 2023年度 | 3,450万円 | 1.6億円 |
| 2022年度 | 3,000万円 | 1.5億円 |
| 2021年度 | 1,500万円 | 9,400万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック A国際熱帯木材機関(ITTO)
1.4億円
プロジェクトの実施、事業報告及び予算案の提出
国際熱帯木材機関(ITTO)
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
これまでの拠出先の国際機関に対する国際機関評価結果も踏まえつつ、拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適正な執行管理に努める。
事業所管部局による点検・改善
2024年度に目標年度設定していたアウトプット(201,202)については目標値を達成しており、短期アウトカム(301,302)についても成果を発揮している。また、ITTOにおいては、プロジェクトの実行に関するガバナンスの向上が図られている。
改善の方向性
引き続き目標値を達成し成果を発揮するよう、効果的・効率的な事業の実施を求めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き働きかけを行い、適切な執行管理に努める。また、国際熱帯木材機関における予算が合理的なものとなるよう、積極的かつ主体的に協議・調整を行う。
成果指標・目標値・実績値
持続可能な森林経営の促進
測定指標:持続可能な森林経営の促進(ITTO 加盟生産国において持続可能な経営が認証されている森林面積(FSC と PEFC の合計))[単位: 百万ha]
年度別データを表示(2020〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 35.9 | - |
| 2021年度 | - | 36.4 | - |
| 2022年度 | - | 38.1 | - |
| 2024年度 | - | 42.8 | - |
| 2030年度 | 50.0 | - | - |
合法的に伐採された木材貿易の促進
測定指標:合法的に伐採された木材貿易の促進(ITTO 加盟生産国における CoC(Chain of Custody)認証取得数)[単位: 件]
年度別データを表示(2020〜2030年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 4990.0 | - |
| 2021年度 | - | 5484.0 | - |
| 2022年度 | - | 6010.0 | - |
| 2024年度 | - | 7674.0 | - |
| 2030年度 | 10000.0 | - | - |
ITTO加盟国における実地プロジェクト等を支援することによって、我が国が重視する熱帯林の持続可能な経営及び保全に貢献する。本事業により、ITTOのホスト国としての日本の国際的評価の確保、被支援国との良好な二国間関係の維持及び日本への安定的な熱帯木材の輸入に寄与する。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
ITTO加盟国における特別活動等を支援することによって、我が国が重視する熱帯林の持続可能な経営及び保全に貢献する。本事業により、ITTOのホスト国としての日本の国際的評価の確保、被支援国との良好な二国間関係の維持及び日本への安定的な熱帯木材の輸入に寄与する。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
プロジェクトを通じた、熱帯林の持続可能な経営や木材貿易の推進
測定指標:我が国の当該拠出金によりプレッジされた、熱帯林の持続可能な経営や木材貿易の推進に関連するプロジェクトの採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 1.0 | 1.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 1.0 | 5.0 | 500.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 5.0 | 125.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 5.0 | 125.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
特別活動を通じた、熱帯林の持続可能な経営や木材貿易の推進
測定指標:我が国の当該拠出金によりプレッジされた、熱帯林の持続可能な経営や木材貿易の推進に関連する特別活動の採択件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 3.0 | 75.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 4.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)2件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
国際熱帯木材機関(ITTO)
国際熱帯木材機関(ITTO)拠出金
1.4億円1費目 ▾
国際熱帯木材機関(ITTO)
国際熱帯木材機関(ITTO)拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 1.4億円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。