2025年度当初予算
6,730万円
2024年度執行: 5,530万円
事業の目的・概要
事業の目的
国際的に重要な湿地及びこれらの湿地に生息する水鳥を含む多様な動植物の保全を促進することを目的とする、ラムサール条約の事務局の活動を支援する。我が国は、本事業への拠出を行うことによって締約国としての責任を果たし、会議への参加・交渉等を通じて、国際的な湿地の保全・適正な利用に係る国際枠組みの策定・実施を支援し、地球環境問題に対する我が国の国際的なプレゼンスを確保できる。
現状・課題
この条約の実施を促進するため締約国会議(COP)を行うことが定められている(第6条)。具体的には、提出された様々な決議案をもとに、条約事務局や締約国などが同条約の枠組みの中で何をすることができ、また何をすべきかを議論し、決議や勧告を採択している。締約国会議は基本的に3年に1度開催されており、直近では2022年11月にCOP14が開催された。締約国会議がない年には各地域代表による常設委員会(SC)が開催されており、日本は2025年までアジア地域の代表として常設委員になっている。2025年1月には第64回SCが開催された。2025年7月にはCOP15がビクトリアフォールズ(ジンバブエ)で開催予定。
事業の概要
本事業は、ラムサール条約事務局の活動を支援するための基金に拠出する義務的拠出金であり、全締約国が国連分担率に基づいて算出された拠出率に応じた額を拠出している。同拠出金によって、条約事務局は、COPの開催準備、決議事項の推進、各国の国別報告書に基づく情報収集、湿地保全区に関する助言、広報、普及啓発などの業務を実施。湿地は水鳥など国境を越えて移動する生物の生息場であるとともに、水資源の供給源や洪水の防止など防災上の生態系サービスを共有する場でもある。また、近年、湿地は炭素蓄積を通じ地球温暖化の緩和にも大きく貢献していると評価され、その保全の重要性が高まってきている。地球環境問題の解決手段の一つとして、本条約の下、幅広い湿地の保全及び適正な利用が世界的に図られており、本事業は、我が国が地球規模で生態系の保全や地球温暖化緩和・防止に積極的に取り組んでいるという姿勢を内外に示す上で重要。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 6,730万円 | - |
| 2024年度 | 4,220万円 | 5,530万円 |
| 2023年度 | 5,630万円 | 5,630万円 |
| 2022年度 | 4,900万円 | 4,900万円 |
| 2021年度 | 3,700万円 | 2,700万円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック Aラムサール条約事務局
5,530万円
事業報告及び予算案の作成、条約の実施・運用に係る業務の実施
ラムサール条約事務局
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き適切な執行管理に努めるとともに、当該国際機関側の予算合理化のための協議・調整について積極的かつ主体的に実施する。
事業所管部局による点検・改善
2024年度に目標年度設定していた短期アウトカム(301)については、目標値をほぼ達成している。また、我が国が委員であるガバナンス効果委員会の勧告の下、抜本的な組織透明化・効率性改善の改革が着実に実施されており、外部監査機関からも監査結果に問題なく、適切な事務局内管理が維持されているという評価を受けており、問題はない。
改善の方向性
引き続き効果的・効率的な事業の実施を求めていく。
所見を踏まえた改善点・反映状況
拠出金が効果的に活用されるよう、引き続き働きかけを行い、適切な執行管理に努める。また、ラムサール条約事務局における予算が合理的なものとなるよう、積極的かつ主体的に協議・調整を行う。
成果指標・目標値・実績値
ラムサール条約の目的の達成に向けた国際的なルール作りの推進
測定指標:ラムサール条約COPで採択された決議及びSCで審議された決議案の数[単位: 本]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 20.0 | 18.0 | 90.0 |
| 2022年度 | 24.0 | 21.0 | 87.5 |
| 2023年度 | 26.0 | 21.0 | 80.76923 |
| 2024年度 | 25.0 | 23.0 | 92.0 |
| 2025年度 | 25.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
条約の目的である、国際的に重要な湿地及びこれらの湿地に生息する水鳥を含む多様な動植物の保全を促進すること。
測定指標:-
定量的な目標値・実績値は確認できません
ラムサール条約COP及びSC等における議論に必要な会議文書が適切に準備される
測定指標:ラムサール条約COP及びSCにおいて準備された会議文書の数[単位: 本]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 31.0 | 48.0 | 154.83871 |
| 2022年度 | 25.0 | 37.0 | 148.0 |
| 2023年度 | 30.0 | 26.0 | 86.66667 |
| 2024年度 | 30.0 | 41.0 | 136.66667 |
| 2025年度 | 30.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)1件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
ラムサール条約事務局
水鳥湿地保全条約拠出金
5,530万円1費目 ▾
ラムサール条約事務局
水鳥湿地保全条約拠出金
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金 | 5,530万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。