2025年度当初予算
3.9億円
2024年度執行: 3.9億円
事業の目的・概要
事業の目的
外務省や在外公館による邦人の安全に係る情報収集を補完するため、主要海外通信社の速報ニュース等をモニタリングするほか、治安関係の専門家等への情報収集の委嘱や、SNSを通じて発信されるビッグデータからの緊急事態情報収集を行う。これらの安全情報を、広く国民に発信する海外安全情報や、在外邦人等に配信する領事メールに活用するほか、国内外で開催する各種セミナーや協議会など官民協力の枠組みを通じて提供することで、在外邦人や日系企業の安全対策強化を図る。
現状・課題
在外邦人の安全対策に関する情報収集と官民連携に係る主な課題は、以下のとおり。//①海外におけるデモや暴動、治安状況等に関する情報の迅速・的確な把握。/②在外公館から離れた兼轄国や遠隔地等における安全情報の収集。/③SNSからの緊急事態に関する情報収集。/④海外主要通信社の外電等の24時間365日体制のモニタリング。/⑤海外に展開している民間企業等との安全情報の共有、危機管理体制や官民協力の強化。/⑥海外渡航者や在留邦人の危機管理意識の向上と安全対策の強化。
事業の概要
①邦人安全情報収集:主に在外公館から離れた遠隔地や兼轄国における安全情報の収集・提供を、現地情勢に通じた治安関係の専門家に委嘱する。/②SNSからの緊急事態情報収集:世界各国・地域から発信されるSNSのビッグデータからAIを活用して緊急事態の情報収集を行う。/③安全対策連絡協議会(安対協)、海外安全官民協力会議(官民協)、中堅・中小企業海外安全対策ネットワーク(ネットワーク会合):在外や本邦において、海外進出企業・関係組織(安対協は、企業組織に加え在留邦人)との間で治安情勢や企業等が抱える課題等に関する意見交換会を行う。/④国際ニュースモニタリングサービス:海外主要通信社の外電等を24時間365日体制でモニタリングし、邦人被害の可能性のある事案に関する外電に接した場合には、邦人の安否を確認し官邸を含む関係者に報告する。また、海外安全情報・領事メールの発出に活用できるようデータベース化する。/⑤在外安全対策セミナーの実施:外部の危機管理専門家を派遣し、テロ・誘拐等のリスクを踏まえた安全対策に係るセミナーを在留邦人に対して実施する。 /⑥国内安全対策セミナーの実施:国内の首都圏または地方圏の中核都市に危機管理専門家及び外務省職員を派遣し、海外進出企業や教育機関等の安全管理担当者を対象に、最新のテロ・誘拐情勢や海外における安全対策等に関するセミナーを開催する。
予算・執行の年度推移
| 年度 | 当初予算 | 執行額 |
|---|---|---|
| 2025年度(当年度) | 3.9億円 | - |
| 2024年度 | 3.9億円 | 3.9億円 |
| 2023年度 | 3.8億円 | 3.8億円 |
| 2022年度 | 3.7億円 | 3.7億円 |
| 2021年度 | 3.3億円 | 3.3億円 |
執行率は当初予算ではなく、歳出予算現額合計を分母として算出しています。
2024年度実績支出先・契約情報
お金の流れ(ノード図)
支出先詳細
直接ブロック D(財)ラヂオプレス
2.6億円
④国際ニュースモニタリングサービス関係経費/世界主要通信社の外電のモニタリング・翻訳・配信業務の委託
一般財団法人ラヂオプレス
直接ブロック Bエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
5,880万円
②SNSからの緊急事態情報収集/SNSからの緊急事態情報収集
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
直接ブロック A在外公館
3,030万円
①遠隔地等邦人安全情報関係費/治安関係専門家等からの安全対策情報の収集
在外公館
直接ブロック Gコントロール・リスクス・グループ株式会社
2,170万円
⑤在外安全対策セミナー開催経費/安全対策に関する専門家の講師派遣/セミナー開催に係る業務委託
コントロール・リスクス・グループ株式会社
直接ブロック FSITE Intelligence Group
660万円
④国際ニュースモニタリングサービス関係経費/イスラム過激派武装組織の動向等のモニタリング
サイトインテリジェンスグループ
直接ブロック E期間業務職員
400万円
④国際ニュースモニタリングサービス関係経費/国際ニュースモニタリングサービス事業実施に伴う調整業務への対応
期間業務職員
直接ブロック H安全サポート株式会社
210万円
⑥国内安全対策セミナー開催経費/安全対策に関する専門家の講師派遣及びセミナー開催に係る業務委託
安全サポート株式会社
直接ブロック C在外公館
80万円
③安全対策連絡協議会関係経費/在外公館職員の出張旅費、講師謝金、会場借料、車借上げ等
在外公館
点検・評価コメント
行政事業レビュー推進チームの所見
引き続き適切かつ効率的な事業実施に努める
事業所管部局による点検・改善
①邦人安全情報収集:委嘱先から提供された安全情報は、領事メール等で在外邦人等に提供したほか、安全対策連絡協議会で民側と共有する等、十分に活用されている。②SNSからの緊急事態情報収集:邦人が被害に遭う可能性のある事件・事故・災害等の情報を迅速に入手し、これら事案の規模感や事態の推移等を把握することができたほか、緊急対応の要否、対応方針の判断・策定等に活用した。③安全対策連絡協議会(安対協)、海外安全官民協力会議(官民協)、中堅・中小企業海外安全対策ネットワーク(ネットワーク会合):官民双方の安全対策の取組や企業組織や在留邦人が抱える課題・問題意識等の情報が効率的に共有された。④国際ニュースモニタリングサービス:緊急事態発生時に迅速な初動体制を構築するとともに、在留邦人等に対する注意喚起を行うなど、邦人保護業務の的確かつ迅速な実施に努めた。また、平時においては、蓄積された情報のデータベース化を図ることにより、適時適切なタイミングで情報発信するよう努めた。⑤在外安全対策セミナーの実施:受託業者が現地の領事担当官や医務官の助言を得つつ各開催国・都市の情勢に応じた内容を念入りに作成してきたことで、多数の在留邦人の危機管理意識の向上と安全対策強化に寄与した。⑥国内安全対策セミナーの実施:関係省庁、地方自治体、経済団体等の協力を得て、企業向けに対面形式で5回、教育機関関係者向けにハイブリット形式で2回実施した。また、セミナー実施後には、希望者に対して危機管理専門家による個別相談会を実施した。その他、業界団体等が主催するセミナーにおいて外務省職員が安全対策に関する講演を行うことで海外進出企業の安全管理者等の危機管理意識の向上に貢献した。
改善の方向性
引き続き事業の効率化に努める。
外部有識者による点検
在外邦人の安全対策に関して様々な手段で情報を収集する意義は高い。入手した情報が効果的・効率的に用いられるよう、情報の使い道にも十分に留意して事業を進めていただきたい。
所見を踏まえた改善点・反映状況
引き続き適切かつ効率的な事業実施に努める。
成果指標・目標値・実績値
より多くの国・地域を対象に安全情報の収集を行う。
測定指標:実施国・地域数[単位: 国・地域数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | - | 19.0 | - |
| 2022年度 | - | 22.0 | - |
| 2023年度 | - | 22.0 | - |
| 2024年度 | 20.0 | 20.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 20.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
海外におけるデモや暴動、治安状況等に関する情報を迅速・的確に把握し、在外邦人への治安・安全情報提供に役立てる。
測定指標:海外におけるデモや暴動、治安状況等に関する情報を迅速・的確に把握し、在外邦人への治安・安全情報提供に役立てる。
定量的な目標値・実績値は確認できません
モニターの結果、邦人の安全への影響の恐れがある事案については、在外公館等に連絡し、邦人被害の有無の確認作業を迅速に行う。
測定指標:モニターの結果、邦人の安全への影響の恐れがある事案については、在外公館等に連絡し、邦人被害の有無の確認作業を迅速に行う。
定量的な目標値・実績値は確認できません
取得した情報をもとにした邦人保護業務の遂行
測定指標:取得した情報をもとにした邦人保護業務の遂行
定量的な目標値・実績値は確認できません
海外安全に係る官民連携を促進する。
測定指標:海外安全に係る官民連携を促進する。
定量的な目標値・実績値は確認できません
海外安全に係る危機管理意識を向上する。
測定指標:海外安全に係る危機管理意識を向上する。
定量的な目標値・実績値は確認できません
有益な国際ニュースの記事(和訳)を専用HPに掲載する。
測定指標:事案発生件数は事前に想定できるものではないため、目標の設定は困難[単位: 件]
年度別データを表示(2020〜2024年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | - | 71612.0 | - |
| 2021年度 | - | 74755.0 | - |
| 2022年度 | - | 75466.0 | - |
| 2023年度 | - | 80854.0 | - |
| 2024年度 | 80292.0 | 80292.0 | 100.0 |
国際ニュースモニタリングにより、事件発生の把握、安否確認、初動体制の構築、国民への迅速な注意喚起を行う。
測定指標:国際ニュースモニタリングにより、事件発生の把握、安否確認、初動体制の構築、国民への迅速な注意喚起を行う。
定量的な目標値・実績値は確認できません
在外安全対策セミナーへの参加者を適正数確保する。
測定指標:在外安全対策セミナー参加者数(アクセス総数)[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2000.0 | 2309.0 | 115.45 |
| 2022年度 | 1000.0 | 1005.0 | 100.5 |
| 2023年度 | 1000.0 | 1729.0 | 172.9 |
| 2024年度 | 1000.0 | 1545.0 | 154.5 |
| 2025年度 | 1100.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
セミナー参加者のテロ・誘拐等の脅威への安全対策の向上
測定指標:セミナー参加者のテロ・誘拐等の脅威への安全対策の向上
定量的な目標値・実績値は確認できません
国内安全対策セミナーへの参加者を適正数確保する。
測定指標:国内安全対策セミナー参加者数(アクセス総数)[単位: 人]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 600.0 | 684.0 | 114.0 |
| 2022年度 | 1000.0 | 1287.0 | 128.7 |
| 2023年度 | 1000.0 | 1265.0 | 126.5 |
| 2024年度 | 700.0 | 838.0 | 119.71429 |
| 2025年度 | 700.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
危険度の高い国・地域における情報提供者を積極的に発掘し、邦人の安全に資する情報を収集する。
測定指標:委嘱先からの情報提供回数[単位: 回数]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 500.0 | 2007.0 | 401.4 |
| 2022年度 | 500.0 | 2229.0 | 445.8 |
| 2023年度 | 500.0 | 2467.0 | 493.4 |
| 2024年度 | 1500.0 | 2044.0 | 136.26667 |
| 2025年度 | 2000.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
SNSによる自然災害、犯罪、テロ、紛争等の緊急事態の情報を、AIを活用しモニターする。
測定指標:委託先からの情報配信件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 18000.0 | 27764.0 | 154.24444 |
| 2022年度 | 20000.0 | 30043.0 | 150.215 |
| 2023年度 | 20000.0 | 37808.0 | 189.04 |
| 2024年度 | 30000.0 | 46207.0 | 154.02333 |
| 2025年度 | 30000.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
海外安全官民協力会議等官民協力の会合を定期的に開催する。
測定指標:海外安全官民協力会議及びネットワーク会合の開催回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 4.0 | 4.0 | 100.0 |
| 2023年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 3.0 | 3.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 3.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
海外主要通信社の外電等を24時間365日体制でモニタリングする。
測定指標:委託業者からの事件等の電話連絡件数[単位: 件]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 2200.0 | 2341.0 | 106.40909 |
| 2022年度 | 2400.0 | 3004.0 | 125.16667 |
| 2023年度 | 2400.0 | 1935.0 | 80.625 |
| 2024年度 | 2400.0 | 1554.0 | 64.75 |
| 2025年度 | 2400.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
在外安全対策セミナーの実施
測定指標:在外安全対策セミナーの実施回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 12.0 | 12.0 | 100.0 |
| 2022年度 | 12.0 | 11.0 | 91.66667 |
| 2023年度 | 11.0 | 11.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 11.0 | 11.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 11.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
国内安全対策セミナーの実施
測定指標:国内安全対策セミナー実施回数[単位: 回]
年度別データを表示(2021〜2025年度)
| 年度 | 目標値 | 実績値 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 2021年度 | 11.0 | 7.0 | 63.63636 |
| 2022年度 | 10.0 | 8.0 | 80.0 |
| 2023年度 | 10.0 | 10.0 | 100.0 |
| 2024年度 | 8.0 | 8.0 | 100.0 |
| 2025年度 | 8.0 | - | - |
※ 2020〜2025年度のデータあり(直近5年度を表示)
※ アクティビティ(活動の記述)6件は省略しています
費目・使途の内訳(補足情報)
費目・使途はCSV5-3由来の補足情報です。金額は契約内の支出の内訳であり、上記の2024年度執行額(CSV2)とは集計対象・範囲が異なります。事業全体の執行額の計算には使用しないでください。
一般財団法人ラヂオプレス
情報モニタリング
2.6億円1費目 ▾
一般財団法人ラヂオプレス
情報モニタリング
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 2.6億円 |
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
SNSからの緊急事態情報収集
5,880万円1費目 ▾
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
SNSからの緊急事態情報収集
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 5,880万円 |
在外公館
治安関係専門家等からの安全対策情報収集経費
3,030万円1費目 ▾
在外公館
治安関係専門家等からの安全対策情報収集経費
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 役務費 | 3,030万円 |
コントロール・リスクス・グループ株式会社
在外安全対策セミナー開催業務委託
2,170万円1費目 ▾
コントロール・リスクス・グループ株式会社
在外安全対策セミナー開催業務委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務委託費 | 2,170万円 |
サイトインテリジェンスグループ
イスラム過激派武装組織の動向等のモニタリング
660万円1費目 ▾
サイトインテリジェンスグループ
イスラム過激派武装組織の動向等のモニタリング
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 委託費 | 660万円 |
期間業務職員
期間業務職員
400万円1費目 ▾
期間業務職員
期間業務職員
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 人件費 | 400万円 |
安全サポート株式会社
国内安全対策セミナー開催業務委託
210万円1費目 ▾
安全サポート株式会社
国内安全対策セミナー開催業務委託
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 業務委託費 | 210万円 |
在外公館
在外公館職員の出張旅費、講師謝金、会場借料、車借上げ等
80万円1費目 ▾
在外公館
在外公館職員の出張旅費、講師謝金、会場借料、車借上げ等
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 出張費、役務費、謝金 | 80万円 |
この事業についての議論
すべて見るデータ注記
本データは内閣府「行政事業レビュー」公開CSVから抽出・整理したものです。 金額は記載値(円)を百万円に換算して表示しています。支出先情報は主に2024年度実績支出として表示し、上位30件を表示しています。